「甘いものがやめられなくて困っている」
「ダイエットのため、健康のために控えているのに、やっぱり食べてしまって自己嫌悪です」
そんな方も多いですよね。
…私も以前はその負のループにハマっていました。
甘いものが止められない、食べすぎてしまう、実はその理由を四柱推命と五行を使って知ることができます。
ただただ我慢するのは逆効果。自分がどのタイプなのかを知ることで、無理なく対策を立てることができます。
陰陽五行で自然で効率的なダイエットをしましょう。
目次
甘いものがやめられない5つの原因
まず、私達はなぜ甘いものを欲してしまうのでしょうか。そして、なぜ止まらなくなるのでしょうか。
それには、いくつかの理由があり、人によって様々です。
また、いくつかの原因が混ざり合っている場合も多々あります。
①土が強まっている、命式で土が強い
この世の中の物事は全て、木・火・土・金・水という「五行」に分けることができます。
表の中にもありますが、代表的な味も5つに分けることができ、「五味」として表します。
「甘い」という味は土に分類されます。そのため、もともと四柱推命の命式上、土のエネルギーが強い人は甘い味を好む傾向が強いです。
また、運の流れで土が強まる時期には、いつもより甘いものを欲しやすくなります。普段はブラックのコーヒーばかり飲んでいる人でも、急に甘いラテを飲みたい気分になったり、チョコレートが美味しそうに見えたり…なんてことが起こる時期なんです。
一年の中で誰しも共通にやってくる「土」が強まる時期というのが「土用」の時期です。
夏の土用は「土用の丑の日」といって有名ですね。
実は、土用は年に4回まわってきます。しかも、一日だけではなく2週間かけて、その間どんどん土のエネルギーが強まっていきます。
細かい日にちは年によって様々ですが、基本的に1月、4月、7月、10月は土の一ヶ月です。
この間は、普段以上に甘いものを食べたい!という衝動が強くなります。
ダイエットをしている方は、そういう時期なんだと知っているだけでも少し楽になりますよ^^
この時期の対策はこちら↓に詳しく書いています。
<陰陽五行ダイエット~甘いもの大好きな方へ。強烈に甘いものが欲しくなる時期~>
ただ、同じように土のエネルギーがもともと強い人や、同じように土用で土が強まっている人の中でも、甘いものが止まらなくなる人と適量で満足できる人がいますよね。
その違いは、次以降の理由にあります。
②過度なストレスやイライラを抱えている
ストレスがたまっている時、イライラした時って、甘いものが無性に食べたくなりませんか?実はこれも五行で説明することができるんです。
感情を5つに分類する「五志」というものがあります。その中で「イライラ」や「怒り」の感情は木のエネルギーに分類されます。
木のエネルギーが過剰に強くなると、土を剋すように働きます。すると、土が刺激されることで甘いものが食べたくなっていると考えます。
また、東洋医学でいう「肝」はストレスの処理も担当しています。
肝は同じく木に分類されるもの(五臓)。つまり、この肝が過度のストレス処理で弱ってしまうと、土のエネルギーを制御するものが弱くなってしまうことで「甘味」が刺激され、甘い物がほしい!となってしまいやすいんです。
ストレスためているな、イライラしているなと感じている方は、まずストレスの発生源を解決しないと「甘いものを食べたい負のループ」は終わりません。
人間にとってストレスは必要なものではあるんですが、ただ単に自分を責めるだけのストレスや、言いたいことを我慢している、無理なことをやろうとしている、などのストレスは、ただ肝を傷つけるだけのストレスです。
例えばダイエット女子に多いのは、食事制限をしている、無理な運動をしようとしているなどのストレスで、ある時ついついどか食いしてしまう、というパターン。
これは本当に逆効果。
まずは、極端に制限することをやめて、食べたいものを食べましょう。
無理な運動をやめてみましょう。(人によっては不足したエネルギーを消耗しているだけかも)
ただ、お菓子に走る前に、食事としてお米やお肉、魚などをしっかり食べてくださいね。
甘いものを食べてしまった自分を責める前に、自分の体の状態をしっかりと知ることから始めましょう。
③食生活(味、五行)が偏っている
先程「五味」の話をしましたね。
木:酸味
火:苦味
土:甘味
金:辛味
水:塩味
実は他にも食材の色や、育った環境で食べ物を五行に分類することもできます。
(何を基準にするかで少し分類が変わります)
例えば
木:緑の野菜、レモン、梅干し
火:牛肉、コーヒー、赤い野菜
土:根菜類(かばちゃ、じゃがいも…)、米
金:白い野菜(大根、玉ねぎ…)、きのこ類、鶏肉
水:黒い野菜、黒豆、胡麻、豚肉、魚貝類
女性でダイエット中の方に多いのが、サラダばっかり食べている、という方。
このときの「サラダ」って、ほとんどが緑の野菜ですよね。葉野菜ばかりのサラダをメインにした食事に偏ってしまうことで、木のエネルギーが過度に強まります。
すると、木によって土が刺激され、自制がはずれた時に甘いものが止まらなくなる…!という事態が発生します。
このように一箇所のエネルギーに偏ってしまうと、必ずどこかで不具合が出てきます。
どこか一箇所だけの味や食材に偏ってしまうと、こうした副作用が必ずあるので、バランス良く食べることが大切なんです。
さらに言うと、自分の体質にあったバランス(どの五行が足りないのか)を考慮して食事ができることが一番理想です。
日頃から食事で五行のバランスがとれていれば、甘いものが無性に食べたい!止まらない!といったことは少なくなります。
もちろん、ダイエット中の方が控えがちなお米や根菜類も重要な要素なので、食べてくださいね。
④睡眠不足によるエネルギー不足
最近、「睡眠不足はダイエットの大敵!」ということはよく言われるようになってきました。
これを東洋医学的に考えると、睡眠不足=エネルギー不足ということが原因です。
エネルギーが不足すると、本来自制できるものが、自制できなくなります。
エネルギーに満ちあふれている時であれば「これくらいで止めておこう」と自然に思えるところが、エネルギー不足になると制御できなくなってしまうんです。
これは私もよく実感してきました。
平均睡眠時間が2~3時間、しかも床で寝落ちした状態、という状況が2年ほど続いている時は、パン屋に行けば大きな甘いパンを2つも3つも食べて、カフェでは甘―いドリンクを飲んで、夜中にコンビニでチョコレートを買って完食する(でも足りない)、というような状態でした。
でも、しっかりと睡眠をとる生活に戻してから、甘いものが止まらない!やめられない!ということが、ほぼなくなりました。
たまにそういう時があると、エネルギー不足の指標になります。
だから、まずは毎日しっかり寝ること!
これを実践するだけでも「甘いものがやめられない!」という強さや頻度が減った、という方は本当に多いです。
⑤刺激を求めているから
食べている間は安心できる、
食べている間は幸せ…。
でも食べ終わると寂しくなって、おなかが空いているわけではないのに食べ続けてしまう…そんな経験はありませんか?(私はあります)
甘味には、筋肉の緊張を緩めてくれる作用があります。
また、ものを食べることで副交感神経が優位になり、一時的に安心感を得ることができます。
だから、疲れた時や体が緊張した後などは、甘いものが欲しくなるんです。
また、何か刺激がほしい時にも、甘い物で刺激を満たそうとすることもあります。
同じ「甘味」でも、素材そのままのさつま芋やカボチャ等ではなく、砂糖を使ったお菓子の場合、刺激がとても強いです。
疲れているとき、イライラしているとき、何か気持ちを紛らわせたい時というのは、強い刺激を求めてしまいます。
だから、甘いものが好きな人は、刺激を求めて甘いお菓子類に走ってしまうんですよね。
それに甘いお菓子はコンビニでいつでも手軽に買うことができますし、とても手っ取り早いから。
これに「我慢」だけで打ち勝つのは難しい。
「一日頑張って疲れたー!」という程度の疲れや緊張であれば、さつまいもやカボチャ、フルーツなどの自然の甘味で満足できるはずなんです。お菓子を食べたとしても、少しで満足できるはずなんです。
なのに、いったん食べだしたら止められない、気持ち悪くなるまで食べてしまう…そういう場合は、刺激を求めて食べていることが多いです。
その刺激で、何かを感じること、考えることを避けていることが多いです。
人によってはお酒や食事に出ることもあります。
この場合は、無理に食べるのを止めようとしても、止めることは難しいです。また余計なストレスを与えるだけ。原因は心の部分、陰陽でいうと陰の部分だから。
陰陽の法則で考えると
陰(心の部分)からの影響の方が断然強く
陰(心の在り方)が陽(行動)を生み出します。
つまり、食べることで紛らわせようとしている「何か」をしっかりと見つめ、向き合わないと解決しません。
「どんな気持ちを紛らわせたい?」
「何を考えるのを先延ばしにしている?」
「何を忘れたいと感じてる?」
まずは、止められない自分を責める前に、自分の心の中と向き合うところから始めましょう。
甘いものがやめられない原因まとめ
いかがでしたでしょうか。
甘いものが無性に食べたい!止められない!という理由と対処法について5つ解説してきました。
①土が強まっている、命式で土が強い
②過度なストレスやイライラを抱えている
③食生活(味、五行)が偏っている
④睡眠不足によるエネルギー不足
⑤刺激を求めているから
そして、これらが複数絡み合っていることも多いです。
また食べちゃった…と落ち込んで自分を責める前に、なぜ食べすぎてしまったのか?と分析してみてください。
また、どのパターンにしても「エネルギー不足」は大敵です。しっかりと睡眠をとること、バランス良く食べることは日頃から意識してくださいね^^
自分を責めていても始まりません。
前向きに、原因をつきとめて進んでいきましょう!
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