どんな人にだって、たまに食べすぎてしまう、ということはあるもの。
でも、
おなかはパンパンなのに、まだまだ食べたい
お菓子を異常なほどに食べてしまう
食べ終わるのが寂しい
ストレスや疲れを感じるとドカ食いして、後で激しく後悔してしまう…
こんなことはないでしょうか?
私もこんな時期があり、とても辛かったです。
でも、今は日常的に食べ過ぎたり、ドカ食いすることは、なくなりました。
たまに「食べ過ぎたな~」と思っても、そんなに落ち込みません。
なぜわたしたちは過食に陥ってしまうのでしょうか。
どうやったら止められるのでしょうか。
いくつか原因はあるのですが、その鍵となる原因の一つに「心」があります。
目次
過食の原因の一つは心の部分

まず、ここでの過食は摂食障害とも呼ばれる過食症に限らず、いわゆる「いつも異常に食べすぎてしまう」「やけ食い」「ストレス喰い」など広く指して使わせていただきます。
よく、ストレスがたまった!と感じた時に食べすぎてしまったり、甘いものが止まらなくなったりしませんか?
ストレスが原因、とも最近よく言われるようになりました。
ただ、ストレスと一概にいっても、実は全てのストレスが悪いわけではありません。
楽しいことだって、体にとってはストレスですからね。
じゃあ、何が過食につながっているのか。
それは
『必要以上の我慢』
です。
私が過食が止まらなかった時、「なんでこんなに苦しいのに食べ過ぎでしまうのか?」って、書き出してみたんです。
いっぱいいっぱい書き出して分析した結果。
気づいたことは、『異常に我慢してた』でした。
・食べたいものを我慢している(カロリーとか値段とか栄養とか)
・言いたいことを我慢している(思ってることを口にできない)
・やりたいことを我慢している
・やりたくないことを我慢してやっている
だったんですね。
こう見ると、食べ物に直接関係ないことが多いですよね!
でも、実はこれらの我慢の積み重ねが、過食につながっている可能性があります。
この過食のパターンに陥りやすい人

実は、その人の性質によってもどんなことが原因で過食になっているかが違います。
この心の部分が原因、我慢が原因となりやすいのは
・自分の意見よりも周りの意見をいつも優先させてしまう人
・自分の意見を言えない人
・嫌といえない、断れない人
・良い人を演じなきゃと一生懸命な人
というような人。
私が、まさにこのパターンでした。
四柱推命の専門用語でいうと、身弱という人がこれに当てはまります。
自分を出すこと、発信することが苦手で、周りに合わせることが当たり前になってしまっている人たち。
また、真面目な人や頑張りやさんの人ほど、食事の時に値段やカロリー、栄養などを気にしすぎて、好きなものを選べなくなっている人が多いです。
本当はこれを食べたいけど、高いから。
本当はこれを食べたいけど、野菜食べなきゃいけないから。
毎日こんな○○しなきゃ、だらけでは、やっぱり心は疲弊してしまいます。
でも、我慢強い人は、それを続けられてしまうんです。
心と過食の大きな関係

ここで、ちょっと風水師の嫁らしいお話。
陰陽で考えると、心は陰、体が陽。
陰陽の関係は、必ず陰からの影響のほうが大きくなります。
そして、陰が陽を生み出しているという関係。
つまり、
心の影響はとても大きく、その心が体の状態を生み出しているということ!
だから、常に我慢をしていて、心が満たされていない状態だと、それを満たすために食べ物を求めてしまう、ということが起こります。
でも、自分が本当に求めているものは食べ物ではないから、いくら食べても満たされることはない。
だから、食べ過ぎてしまう。
過食になってしまうんです。
目に見えている問題(陽、過食)の原因は、意外と目に見えない部分(陰、心)にあることが多いんです。
見えないから気づきにくいのですが、影響力はとっても大きい。
自分の心と向き合ってみよう

だから、過食してしまう自分を責める前に、まず自分の心とじっくり向き合ってみてください。
私は本当は何を求めている?
ちゃんと伝えられなかった思いはない?
本当はやりたかったことを飲み込まなかった?
やらなくて良いことまで背負い込んでない?
もちろん、世の中には我慢は必要です。
理性が働かくからこそ、成り立っているものがある。
でも、それが過ぎていませんか?
意固地になって我慢していない?
断る勇気がないばっかりに、嫌なこと引き受けてない?
本当はあの時言いたかったのに、我慢しちゃってない?
本当はもっと食べたいものがあるんじゃない?
一度立ち止まって、考えてみてください。
そして、まず第一段階として、本当は自分が何を求めていたのかに気づいてあげてください。
それだででも、けっこう楽になります。
そして、できれば、言いたかったことは後からでも言ってください。手紙でも、LINEでも大丈夫。
そして、次からは少しずつ自分を出せるように練習していくことも大切です。
もちろん、食べたいものを食べるのも、時には大切。
栄養やダイエットを考えるのも大切ですが、けっきょく過食で悩んでいては元も子もありません。
私の我慢とその後

私も、以前は必要以上に我慢していました。
四柱推命で性質をみても、そうなりやすい性質だと出ています。
そんな私はどんな感じだったかというと…
仲間に仕事がふられました。
私も、それやりたいな~、いいな~と思っていたんですが、言えない。
あの人の方が適任なんだ。
あー私は何も役に立ってないな。
私だって何か役に立ちたい。
という負のループでモヤモヤ。
今思えば、ちゃんと「やりたいです」と言えば何かしら役割をもらえたんだろうと思います。
他にも、私はしんどくても体調悪くても頑張って這いつくばりながら会社に来てるのに、平気で体調悪いっていうヤツ、しんどさを全面に押し出すヤツがいる。
ちょっと顔色悪いと大丈夫?って心配されてるヤツ。
そういう人を見て、正直かなりイライラしていました。
私はどんなにしんどくても休むことができなかったから。
しんどいです、って言えなかったから。
(しんどいと言うことはダメなこと、かっこ悪いことだと、過去の部活動で叩き込まれてきたからかな…。)
また、休みますと電話をかけるハードルが自分の中で妙に高くて、それよりは頑張って仕事へ行くという選択をしていたというのもあります。

言いたいことを言えない、
やりたいことを人の目を気にして我慢する
断りにくいという理由でやりたくないことをやっている…
こういう満たされない心を満たそうと、必死で食べていたんです。
でも、食べても解決しない。
だって、原因は体じゃなくて、心にあるから。
でも、原因がこういう我慢にあったって気づいて、少しずつ我慢をやめるようにして自分の心に正直になっていくと、意外なほどあっさりと過食を止めることができました。
最後に
異常なほど食べすぎてしまい、体も心も苦しい
この過食を止めたい…
そんな苦しい思いをしている人は、ぜひ一度自分の心と向き合ってみてください。
陰と陽、つまり心と身体のバランスがとれていないと、正常な食欲にはなりません。
極端な「○○はダメ」「○○すべき」「○○しちゃいけない」という我慢は、節制や気遣いではなく、自分を痛めつけているだけ。
それが過食にまでつながっているような人は、一度それらを緩めてみてください。
本当に食べたいものを食べてみる。
やりたいことをやってみる
しんどい時は休んでみる
無理なことは断ってみる
そんな勇気も必要です。
ぜひ、自分を大切にしてあげてくださいね。
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5 thoughts on “【過食の原因は心かも】なぜ食べ過ぎるのか~心を満たすと痩せられます~”
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