一人暮らし用のワンルームなどだと、部屋数がなかったり部屋も狭かったりと、風水を整えるのは難しいというイメージがあるかもしれません。
確かに、ワンルームマンションでは、風水を整えるためにできることは限られています。
でも、ちゃんとできることはあります。
風水を整えている家と整えていない部屋とでは、やっぱりエネルギーの充電率が全然違います。
私達のお客様でも、風水をみて、一人暮らしでワンルームマンションに引っ越された方が何人もいらっしゃいますが、みんな疲れがとれやすくなったり、元気に仕事にいけるようになったりと、効果を感じているようです。
それでは、ワンルームマンションの風水のポイントをお伝えします!
目次
★寝室仕様の間取りにしよう
ワンルームや一人暮らし用マンションの風水の間取りを考えるときは、部屋の目的を一番重要なポイントに合わせることが重要です。
それは
ゆっくり寝ることを目的とした仕様
に、部屋の間取りやインテリアを変えること。
これはワンルームでも一戸建てでも同じなのですが、風水の一番重要な役割は「その家でエネルギーを充電できるようにすること」です。
風水では
エネルギーが高い状態=運が良い状態
エネルギーが低い状態=運が悪い状態
ということが出来ます。
エネルギーが低いと、私達は判断力や思考力が鈍ったり、ミスが多くなったり、事故や怪我に繋がりやすくなったりするからです。
そして、エネルギーを充電するための一番要となるのが「睡眠」。
では、睡眠仕様にワンルームや一人暮らし用の部屋をつくっていくには、間取りやインテリアにどんな工夫ができるのでしょうか。
①寝る位置は?
ベッドでも布団でも、とにかく眠る位置が重要です。
私達人間は、通常どの場所に寝ても、明確に違いを感じることはないかもしれませんが、無意識の部分では動物としての本能が残っています。
エネルギーを充電するためには、安心してぐっすり眠ることが大切になります。
だから、「本能的に安心できるエリア」に寝ることが重要。
その間取りのポイントは、主にこんな感じ。
・基本的に部屋の奥側がベスト(頭は壁側に!)
・入り口は足元側に見える位置
・入り口の延長線からはずれている位置
・頭の上に梁がない位置
人が入ってくることが無意識に想像できるドアが背後にあると、人間は安心できません。
また、入り口から直線のラインというのは、人が通るという意識が働きます。そのため、このエリアに頭が来るように寝てしまうと、落ち着かないんですね。
また、頭の上に梁のような尖ったものや、落ちてきそうなものがあると、無意識に私達は緊張してしまいます。
このような状態では、十分な睡眠をとることができず、エネルギーをしっかりと充電することができません。
間取りの中で「寝る位置」というのは、けっこう重要なんです。
②部屋の色使いは?
特に女性の一人暮らしだと、かわいい色や柄など好みの色にしたいなあという方も多いかもしれません。
ですが、寝室仕様にすることを考えると、できるだけ「陰」の色、つまり落ち着いた色使いにする方がおすすめです。
真っ黒にする必要はありませんが、家具は暗めの色にしてみるとか、寝具やカーテンも茶色や紺、グレーなど、ちょっと落ち着いた大人の色にしてみてはいかがでしょうか。
赤やオレンジなど明るい色、目立った柄などが大部分を占めてしまうと、どうしても「陽」の空間になってしまいます。
ですが落ち着いて眠るのに適しているのは「陰」の空間。
もちろん、一切明るい色はダメ、ということはないので、自分が心地良い感じにアレンジしてくださいね^^
③NGなインテリア
先程も書きましたが、落ち着いて眠るためには「陰の空間」とつくることが必要です。
そのためには「陽」のもの、つまり「動きのあるもの」をできるだけ置かないようにしてください。
動きのあるものとは例えば
・鏡
・観葉植物(本物)
・人や動物が写っている写真、ポスター
・ぬいぐるみや人形
・水槽
・TVなどの家電
◎鏡
鏡は、人が動く度に中の像が動きますよね。
そのため動きのあるものとみます。
女性は姿見などを置きたい人も多いと思いますが、そんな時は鏡を覆うように布をかけておいてください。
◎観葉植物
観葉植物などの生きた植物は、夜になると人間と同じように酸素を吸って二酸化炭素を出します。
すると、本当に微量ですが、私達が吸い込む酸素が薄くなるんですよね。
これは眠る空間としてはよくありません。
部屋の中には生きた観葉植物などは置かないようにしましょう。
こちらも参考に!
◎写真、人形など
人物写真やぬいぐるみなどは通常「目」がありますよね。
目は、私達が無意識のうちにかなり強く意識を向けてしまいますので、これも落ち着いて眠る空間である寝室にはよくありません。
◎家電、水槽
家電や水槽も同じで、ずっと音がしていたり、水が動いていたりするのがよくありません。
ワンルームや一人暮らし用のマンションなどでは部屋も一つしか無く、TVがベッドと同じ部屋にあるのは仕方ないかもしれませんが、寝る時は必ず消すようにしましょう。
また、ワンルームマンションだとキッチンに冷蔵庫を置くスペースが無くて寝る空間に冷蔵庫を置かないと行けない、という家も中にはありますよね。
もし気になるようであれば、ベッドのスペースと、冷蔵庫やTVのあるスペースを、カーテンなどで仕切るのもおすすめです。
★建物自体の風水は超重要
そして、これから引っ越すのであれば、必ず見てほしいのが「建物自体の風水」です。
あとからの改善がしにくいマンションだからこそ、建物選びはとっても重要。
本当にしっかり選びたい場合は、実力のある風水師に依頼するのが一番です。
①左右と背後を建物に囲まれている
家の正面に向かって左側の建物を白虎(びゃっこ)といい、女性を守る建物、
家の正面に向かって右側の建物は青龍(せいりゅう)と呼び、男性を守る建物、
家の後ろ側にある建物を玄武(げんぶ)と呼び、家族の仲の良さなどを守ってくれる建物となります。
基本的にはこの三方全てが揃っているマンションが理想ですが、一人暮らしの場合は、女性であれば白虎だけがある建物でも大丈夫です。
②階下が空洞になっていない
部屋の下が空間になっていて駐車場になっていたり、ある部屋の下だけ道になって空間がある建物、見たことないですか?
回転寿司やファミレスには多いですよね。
こういう建物がは地劫殺(ちごうさつ)といって、風水ではエネルギーは、地面から上がってくるので、空間があると風でエネルギーが散じてしまうと考えられています。
ですので、 この家でどんなに間取りを整えて眠っていても、エネルギーが充電できません。
自分の部屋の下が空間になっている場合、地面からのエネルギーが上がってくる前に風で散らされてしまうんですね。
だから、こういう物件は避けるようにしましょう。
同じような理由で、ロフトで寝ることもオススメできません。
もっと詳しい条件や、それらが良くない理由などは、こちらの記事に書いていますので是非参考にしてください!
・引っ越しで風水をみるなら家選びから!~誰でもわかる3つのポイント~
・引っ越し先の風水、もっとこだわるならココを見る!【風水師は住まない家】
まとめ
ワンルームや一人暮らし用のマンションの風水について、いかがでしたでしょうか。
基本的には一戸建てでもワンルームでも風水の良い悪いは同じなのですが、ワンルームの場合は
寝室仕様に整えること
が重要です。
エネルギーを充電できる寝室の作り方、風水の整え方・工夫などについては、一度にはご紹介できないくらいあります。
こちらにもいっぱい書いていますので、ぜひ参考にしてください!
【和風水セミナー@大阪・京都】
四柱推命って何?風水って何? 私はどう活用したら良いの?
そんな疑問にお答えする、一般公開セミナー。大阪・京都にてやってます♪
講師をつとめるのは伝統風水師である夫ですが、私もおります^^
また、全国どこからでも受けられるWEBセミナーも!
★★詳細はこちら★★
2 thoughts on “【一人暮らし・ワンルームの風水】寝室仕様の間取りにすることが重要!”
Comments are closed.