生理中、生理前の食欲は我慢しなくてOK!食べるものを少し工夫することで体と心に優しい生理期間に♪

からだのこと

生理中、生理前の食欲は我慢しなくてOK!食べるものを少し工夫することで体と心に優しい生理期間に♪

生理中、生理前はただでさえ心が不安定だったり、イライラしやすい難しい時期。
そんな時に食欲を我慢するのは余計にイライラしてしまってドカ食いに繋がってしまったり、辛い気持ちになったりと大変ですよね。

でも、食欲のままに食べてしまっては後で罪悪感に襲われるという人も多いはず。

私も以前生理痛が猛烈に酷かったのですが、薬で痛みが収まってくると、今度は猛烈な食欲に襲われ、ずっと何かを食べては、後で後悔していました…。

今日は、生理中、生理前の食欲を我慢しないで、うまく付き合う方法、むしろ体に良い食べ方にするためにはどうすれば良いのかをお伝えします!


実は90%以上の人が我慢してない!

生理前、生理中の食欲を我慢する・我慢しない問題は、実は多くの人が悩んでいる問題です。

そして、意外にも90%以上の人が食欲を我慢しないと答えているんです!

生理用品を販売しているユニ・チャームさんが約11000人の女性にアンケートを実施した結果が【こちら】に掲載されているのですが、約94%の女性が「生理前の食欲は我慢しない」という結果が出たそうです。

でも、ただただ食欲のままに我慢せず暴飲暴食しては、あとで罪悪感に襲われたり、ダイエットやお肌の状態などに影響するなど、弊害もありますよね。


生理前に食欲を我慢しないメリット

ダイエットのため、健康のために食欲を我慢することは一見良いことです。

ですが、生理前、生理中というのは特に心も不安定になりやすい時期。
そして体もエネルギーをいつも以上に必要とするため、いつも以上にコントロールが効きにくい時期になります。

そんな生理前、生理中に食欲を無理やり我慢しすぎると、よけいにストレスが溜まってしまい、よけいに食欲が爆発してしまったり、生理痛や体の不調につながってしまう可能性もあるんです。

心身ともに不安定で体がエネルギーを必要としているこの生理の時期は、食欲を我慢するのではなく食べるものを工夫してあげることで、体にも心にも優しい行動に変えることができます。


生理前・生理中の食欲を我慢しない工夫


①胃腸に優しい食べ方を!

生理前、生理中は消化力が落ちやすくなっています。

また、生理期間はいつもよりエネルギーを必要とするため、食べたものからエネルギーを作り出す胃腸の機能が重要になってきます。

そのため、生理期間は特に胃腸を大切にする必要があるんです。

胃腸を大切にするためには食べるときに

・よく噛んで食べる
・ゆっくり食べる
・一度に苦しくなるまで食べすぎない
・消化に良いものを心がける
・冷たいものや生ものなどは控える

といったことを心がけるようにしましょう。

食欲を我慢しない簡単な方法ですよね。


②炭水化物をしっかりとる

ダイエット中の女性は特に、普段から炭水化物を制限している人が多いですよね。

ですが、お米やイモ類などの炭水化物は、胃腸の機能を高めたり、良質なエネルギー源となってくれるので、生理期間は特にしっかり食べておきたい食材なんです。

また、炭水化物は満足感も大きいため、我慢せずにしっかり食べたほうが満腹感が得られやすく腹持ちも良いため、ドカ食いやダラダラ食べを防ぐ効果もあります。


③甘いもの食べたい欲はまず他の「甘味」で満たす

生理中は食欲の中でも、特に甘いものが食べたい!!となる人も多いようです。
私も以前はものすごい量のチョコレートを食べきってしまって後悔していました…。

この甘いものに関する食欲も、ただただ我慢するのは逆効果。

でも、砂糖入りのお菓子を大量に食べてしまうのは、生理中のイライラや生理痛、体調不良などに繋がりますし、ダイエット中の方は罪悪感に襲われたりしてしまいますよね。

そんな時は、まず別の「甘味」で食欲を落ち着けてみましょう。

東洋医学では、様々な食材が五味(酸味、苦み、甘味、辛味、塩味)に分けられ、「甘味」は実は砂糖や果物だけではないんです。

この「甘味」に属する食べ物を食べると、体は甘味に対する満足感を得ることができます。

例えば

さつまいも、じゃがいも、きゃべつ、白菜、小松菜、ほうれん草、豆類、ゴマ、ナッツ類、なつめ、お米、トウモロコシ、鯖、カレイ、鮭、エビ、鶏肉、卵、牛肉

などです。

まずはこういったものをしっかり食べてから、まだ食べたければお菓子を食べるようにすると、甘いお菓子を食べる量がかなり減らすことができます。

また、その中でも体に良いお菓子を選びたい!という方は【こちら】に詳しく書いています♪


④中も外も冷やさないようにする

生理期間は、エネルギーや血をいつもよりも必要とします。
そして、卵巣や子宮といった臓器では、いつもより動きが活発になっています。

そこで活躍する「胃腸」「肝」「腎」といった臓器ですが、これらは冷えることで弱ってしまいます。

これらの臓器が弱ると、エネルギーや血がうまく循環しなくなるなどして、余計に食欲が暴走してしまう可能性もあります。

そのため、生理前、生理中は腹部や足首などを冷やさない、冷たいもの(アイスや冷蔵庫から出してすぐのものなど)を控えるようにしましょう。


⑤血をつくるもの、肝、腎を補強する食べ物を食べよう

どうせ食べるなら、体が生理期間を順調に乗り切るための食べ物を食べてあげると、生理期間のイライラや不調を軽減することができ、一石二鳥です。

生理期間は、肝と腎が大切な働きをします。
東洋医学での肝と腎の役割、生理との関係などはこちら↓

生理でイライラするのはなぜ?対処法を東洋医学で考える~肝と腎の役割~

そんな大切な肝、腎や、生理期間に不足しがちな血を補う食べ物は下記になります。

肝を補う:五行の「木」に属する食べ物

肝は木の五行に分類される臓器です。
そのため、木のエネルギーをもつ食べ物をとることで肝を整えることができます。

・緑の野菜
(ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、キャベツ、春菊、ニラ…など)
・胡麻

腎を補う:五行の「水」に属する食べ物を食べよう

腎は水の五行に分類される臓器です。
そのため、水に属する食べ物を食べると腎が整います。

・黒いもの(黒ごま、黒豆、黒米など)
・海のもの(魚貝類、海藻類など)
・豚肉、大豆、豆腐、豆乳、味噌など

血を補う食べ物、造血作用のある食べ物

東洋医学では、鉄分だけでなく「血をつくる力を高める食べ物」をとることも大切と言われています。

ぶどう、レーズン、れんこん、ごま、なつめ、大豆、鶏肉、卵、タコ、タチウオ


まとめ

生理中、生理前の食欲を我慢しない方法、いかがでしたでしょうか。

ただでさえ心が不安定になりがちで、イライラもしやすい生理中。
いつもよりも自分をコントロールする力も落ちますし、できるだけ無理せず、自分に優しくしてあげたい期間ですよね。

ぜひ、ちょっとした工夫をして食欲を我慢せず、むしろ食べることで体に良い食べ方につなげてあげましょう!

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主に女性を対象とした四柱推命鑑定士。 和風水コンサルティングで 学んだ風水や陰陽五行の知識、そして自分が悩んだ経験を活かし 、悩める女性のサポートを行っています。 伝統風水師の嫁として、メディアで流行っているものではなく、「本物の」風水・四柱推命の知識をもとに発信しています。 詳しいプロフィール・ストーリーは、こちら♪
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