子供が生まれると、現代で大きな問題となるのが、夫婦の子育て分担ではないでしょうか。
ただでさえ子供が生まれると夫婦の関係が変化しやすいタイミングとなりますが、そこに家事や子育ての分担問題が重なることで、夫婦関係が悪化してしまうパターンも多いです。
今日は、少し世論とは逆行するかもしれませんが、風水・四柱推命を通して陰陽五行などを学んだ私なりの夫婦の子育て分担について、書いてみたいと思います。
うちは、これで良い感じにまわっています♪
目次
理想の役割分担?
世の中で、「良い旦那さんね」「子育てや家事の役割分担ができていて良いね」と言われるパターンは
- 家事は完全に半々
- 旦那さんが仕事を早く切り上げて帰ってくる
- 子育て(オムツ替えやミルクやご飯、お風呂や寝かしつけ…などなど)にも積極的に参加してくれる
などではないでしょうか。
私も以前は、こんなふうにしてくれる旦那さんって理想だなーと思っていました。
ですが、和風水で陰陽などを学んでいくにつれて、少しずつ考え方が変わってきました。
男女平等?
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まず、風水では「陰陽」を大切にします。
陰陽は身の回りのあらゆるものに当てはまりますが、夫婦でいうと、男性が陽、女性が陰。
陰と陽では、特徴が違います。
それは、夫婦、男女でもそう。
そもそも男女を平等に考えてしまうことが、夫婦の役割分担を複雑にしています。
何でも家事は半々にすべき。
子育ても、授乳以外は平等に同じ仕事をするべき。
みたいな。
でも本来は、「男女平等」ではなく、「男女公平」で考えないといけないんですよね。
男女の違い
これをいうと「古臭い!」と言われるかもしれませんが、夫婦、つまり男性と女性では「性質」が違います。
先程書いたように、女性は「陰」男性は「陽」の性質をもちます。
そのため女性の得意分野、男性の得意分野が違うんです。
【女性の得意分野】
・目の前のことに集中する
・人の顔色や体調に敏感
・細やかなことに気がつく
・貯蓄
【男性の得意分野】
・力仕事、体力
・交渉ごと
・視野が広い
・稼ぐ
といった具合に、陰陽で対になっています。
人類が誕生したような大昔から、女性は子供を育てることが役割でした。
そのため、目の前の子供や家族の変化に気がつけるような性質が備わっています。
対して男性は、外に出て狩猟をし、家族を養うことが役割でした。
そのため、狩りに必要な能力が長けています。
現代に当てはめるなら、外で稼いでくる能力、体力です。
子育ての分担
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こうして男女の得意分野を見てみると、家事や子育てはやっぱり女性の得意分野。
もちろん、個人差はあるでしょうが、一般的に男性より女性のほうが向いているのは事実。
これらを考慮すると、本来は「家事も子育ても半々」にしてしまうと、男性には苦手なことを頑張ってもらっていることになります。
もちろん、共働きをしている家庭の場合、「女性側も頑張っているんだから!」となりがちですが、本来はそれぞれがお互いの得意分野に集中したほうが、楽になります。
また、家事を夫にやってもらう場合、女性の方が細やかなことに気がついてしまうため、「そのやり方じゃだめ」とダメ出ししたくなってしまうんです。
これだと、余計にお互いストレスがたまってしまいますよね。
うちは今、外で稼ぐのは夫、私は子育てと家事、というのが基本分担です。
もちろん、私も一部、仕事を手伝っています。
また、夫も子供をお風呂に入れてくれたり、時間のある時は子供と遊んでくれたりします。
オムツ替えもしないし、ミルクやご飯をあげることはありませんし、家事も一切しない夫ですが、私が本当にしんどい時、精神的に疲れている時には、子供を預かってくれたり、何かと気づかってくれます。
これは我が家がいわゆる一般的な「共働き」状態ではないというところも大きいですが、それぞれが自分の得意分野を活かし、いざという時には手を差し伸べ合う。
私はこれが本来の「育児の分担」じゃないかなと思っています。
夫に任せたい育児分担
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では、男性は普段は子育てに全く関与しなくて良いかというと、そうではありません。
もちろん、子供の成長にはお父さんとお母さん、両方の力が必要になってきます。
ここにもやはり、お父さんにしかできない子育て、お母さんにしかできない子育てがあります。
ここでも、男女、夫婦の陰陽でそれぞれの役割を見ていきましょう。
【男性の子育て】
・体力を使う遊び
・理屈で叱る、説明する
・働く姿、責任を背中で見せる
【女性の子育て】
・安心を与える
・感情を教える
・物理的にお世話をする
基本的に、子どもは女性に対して安心感を抱き、男性には恐怖を抱くようにインプットされています。
そのため、無意識のうちに、母親のほうが子供に安心感を与えてあげることが出来ます。
また、同じ「叱る」という行為でも、男性は理屈、女性は感情で叱ることが多いです。
この両方があることで、子どもは理屈と感情のバランスを学んでいくことができます。
そして、男性にとっての子供と女性にとってでは、子供の存在が違います。
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女性にとっての子供は「自分が生み出したもの」。
そのため、手取り足取り、実際にお世話をして子育てをしていきます。
男性にとっての子供は「責任」です。
そのため、しっかりと仕事をして社会的地位を築く姿を見せる、これが男性の子供への働きかけです。
まとめ
今日は、風水、四柱推命で重要となる陰陽五行の観点から夫婦の子育て分担について書いてみました。
今の男女平等の風潮とは逆になってしまうかもしれませんが、本来の人間としての性質の違いを考えると、こちらのほうが圧倒的に自然です。
男女平等から男女公平というふうに考え方がシフトしていくことができれば、もっと子育ての分担がスマートになり、子育て分担をめぐる不毛な争いもなくなるのになと思います。
私も以前は「女性だって外でバリバリ働きたい」「なんでも家事をやってくれる旦那さんって理想的」と思っていたので、そういう気持ちはよくわかります。
ですが、陰陽五行で考える男女の性質の差、子育ての役割などの概念が、今の世の中にもう少し浸透し、より素敵な関係の夫婦が増えてほしいなと思います。
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