前回の記事では断捨離のマインド、断捨離に良い日、断捨離の風水的メリットなどを書いていきました。
でも、わかっちゃいるけど捨てられないんです!という人も多いんですよね。
私は今でこそ、断捨離のコツを聞かれますが、以前の私は全く物が捨てられずに溜め込んでしまう性格でした。
そんな私が捨てられない不要なものを手放せるようになって気づいたこと、なぜ捨てられないのか、どう対処したら良いのか、ということを書いておきたいと思います。
目次
捨てられない心理【意思が弱いからじゃない】
捨てられないのは、あなたの意思が弱いからではなく、そもそも心理学で考えても、陰陽で考えても、ある意味当然のことなんです。
「プロスペクト理論」というものがあります。
人は利益を得る場面では「確実に手に入れること」を優先し、反対に損失を被る場面では「最大限に回避すること」を優先する傾向があるという行動心理学を表した理論です。
簡単にいうと、「人間は得を得るよりも、損をしたくない思いが強い」ということです。
だから、いくら「断捨離が良い」とポジティブな面が提示されていても、
「捨てることで後悔したらどうしよう…」
「もったいない…」
「ものを大切にしていないのでは?」
というネガティブ面が強く働いてしまいます。
ものを捨てられない心理は陰陽で考えても自然です。
メリットやポジティブな面は陽、デメリットやネガティブな面が陰。
人は陰から強く影響を受け、陰に引っ張られていきます。つまり、ネガティブな方に引っ張られてしまうんですね。
ここで必要なのは、本当にそれがデメリットなのか?あなたにとってネガティブなことなのか?ということを考えてあげること。
デメリット、ネガティブだと思っていたけれど、実はそうではなかった。
そう気がつくことができたら、断捨離は進んでいきます。
なぜ捨てられないのか
では、断捨離ができない、思いきれない、という人に共通するポイントはどこにあるのでしょうか。断捨離を阻む感情と、その紐解き方を見ていきましょう。
捨てられない理由①もったいない
・せっかく買ったものを捨てるのはもったいない
・こんなにたくさんの物をゴミに出すなんて気が引ける…
・捨てるのは物に申し訳ない…
そんな感情は、誰しも感じるはず。
まずは、何がもったいないのか、きちんと考えていきましょう。
これは、どうでしょうか。
・不要なもの、この先もずっと使わないものを置いているそのスペース。その分に毎月払っている家賃。
・ごちゃごちゃした棚から出し入れする時間
・どこにあったっけ…と探し回る時間と気力
・毎日膨大なものを目にすることで消耗する自分のエネルギー(詳細は前回のブログへ)
ものが溢れている、ということは、こういったものを無駄に浪費していることになります。
捨てるという行為だけが「もったいない」というわけではないんです。
でもやっぱり捨てるのに抵抗がある…という方は、以下のことを試してみてください。
★しっかりと物に感謝をして袋に入れる(次は無駄なものを買いません!と誓う)
物に対して罪悪感がある人には、けっこう有効。
★捨てるものではなく、残すものを選ぶ感覚で実践する。
本当に大切なもの、好きなものが見えてきます。そのスペースに何をしまうか?何を置くか?をイメージしながら。
★リサイクルショップに持ち込む(メルカリなどのフリマアプリは売れるまでに時間がかかったり、出品に一手間いるため、最初の断捨離の段階ではおすすめしません)あくまで、目的は家の中のものを減らすことです!
捨てられない理由②もらいものだから、新しいから、高かったから
〇〇さんがくれたから
あんまり着ないけど流行りのものだから
もう好きではないけど、高かったしな…
全然使ってないからほぼ新品だし…
そんな感じで捨てられないもの、多いのではないでしょうか。
対処法として、けっこう割り切れるタイプの人は、1年以内に使っていないものは捨てる、というような決まりを作るとサクサク捨てられます。
ただ、この記事を読んでくれている方は、それでもやっぱり捨てられなくて…という方が多いはず。
そういう方って、けっこう周り基準、他人基準で生きている方が多かったりします。私もそうでした。
だから、必要ないけど、
人からもらったものは捨てられない、
好きじゃないけど、
流行してるから、
全然使ってないけれど高かったから…
という、自分以外に判断基準をもってきてしまうんです。
そういう方は、「自分にとって本当に必要か」「それを使うことで自分が本当に嬉しいか」を基準にしてみてください。
だから、断捨離をする時は静かな、ゆったりとした状況ですることをおすすめします。自分と向き合う時間ですからね。
また、もう一つの方法は、「なぜそれが自分のもとに来たのか。なぜ使っていないのか」をよく思い出してみること。
「昔友達からもらったもの。でも好みじゃなかった」
「その時は可愛い!と思って買ったけれど、実際しっくり来なかった」
こういう場合は、「気持ちは受け取ったよ」「これは私には似合わないって教えてくれた」 という、役目を終えたと考えて、感謝して捨てましょう。
本当に自分が今使っているもの、大切にしたいものを大事にしまえるスペースをつくってあげることが大切。
自分の気分が上がるものを大切にしてあげることが大切です。
何より、ものに溢れていることで、自分のエネルギーを無駄にするのを防ぐことが最重要です。
捨てられない理由③後悔するのが怖い
いつか使うかも
いつか使えるかも
いつか必要になったらどうしよう
これも、断捨離をする上で立ちはだかる大きな壁です。
これは誰しもある気持ちだと思うのですが、この感情がことさら強い人は、なかなかものを捨てられません
失敗が恐い、後悔するのが恐い、という恐怖ですね。
そういう時は、喜びの感情をイメージしてみましょう。
あなたは、なぜ断捨離をしたいと思ったのですか?きれにスッキリと片付いた家で、どんな感じに過ごしたいですか?
片付いた部屋で、ソファでゆっくりとお茶を飲みながら本を読みたい
物が少ないと毎日の掃除が楽になって、きれいを維持できる
いつでも友達を呼べる、楽しくお茶会ができるような空間にしたい
そんな、自分がウキウキするような、自分が喜ぶようなイメージをできるだけ具体的にしてみると良いですね。
これは、五行の循環を利用した、感情のコントロール方法です♪
それに、陰陽で考えても「手放さなければ手に入らない」んです。いつまでも古いものを握りしめていたら、新しいものは入ってきません。まず、手放すこと。これについては以前にこちらのブログで書いています 。
もちろん私も、「あーそう言えば、あれ捨てちゃった!」と思う瞬間は、あります。ただ、困ったことになったことはありません。
今の時代どうにかなるもんです。
それよりも、得たものの方が大きかったと、自信を持って言えます。
捨てられない理由④思い出の品だから
昔やり取りした手紙やメモ
記念のもの
過去の写真
部活やクラスの思い出のグッズ
…などなど。
もう使わないし、着ないし、大掃除の時くらいしか目にすることはないけれど…でも捨てられないもの。
私もそうでした。
でもそれは『過去の栄光にしがみついている』ってことなんです。
部活で活躍したから、部活関係のものは捨てたくない
友達との思い出や繋がりが消えそうで、手紙やカードが捨てられない
私だってこの時は活躍してたんだよ
こんなに友達がいたんだよ
こんなに思ってくれる人たちがいたんだよ……
今が不安だったり自信がないと、こんなふうに昔のものが捨てられなくなります。
私の場合は、写真や手紙、カード、吹奏楽部で使った譜面などがそれはそれは大量にありました。
その中から、本当に「とっておきたい!」「これだけは!」と心の底から思えるものを厳選して残し、他は処分しました。
そうすると、残ったものに対する扱いも丁寧になります。
それに、写真は何枚かあるだけでも十分に当時のことを思い出すことが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ぜひ、
過去や物に執着している限り、未来へはすすめません。
風水的に考えても、科学的に考えても、ものが溢れている部屋で過ごすことは、エネルギーを消耗してしまい、100%のパワー、活力で活動することができません。
私も「捨てられない人」でしたが、断捨離をして多すぎた思い出の品や、もったいない、もう何年も使ってないくせにいつか使うかも…と捨てられなかったものを思い切って手放してみると、「大丈夫なんだ」という自信が手に入りました。
まさに、陰陽の法則ですね。
少しでも、捨てられないあなたの後押しになれば嬉しいです。
スッキリとした部屋で、エネルギーの高い素敵な生活を目指しましょう♪
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4 thoughts on “断捨離は風水的にも重要。【捨てられないものを手放す方法】”
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