女性のほとんどが、生理のことで何かしら悩みを抱えています。
生理痛、頭痛、腰痛、重い感じ、生理前の症状(PMS)がひどい…
などなど、いろいろあるかと思います。
病院ではきっちりと原因を教えてはくれず、とりあえず薬だけが処方されたりします。
でも、これでは根本的に解決しません。
実は、生理前のイライラ、PMSはちゃんと原因があるんです。
だから、その原因を知ってきちんと向き合えば改善します。
今日は、ひどいPMS、生理前のイライラについて、東洋医学や陰陽五行のバランスの観点から原因を考えていきたいと思います。
目次
生理前にくるPMSとは?
まず、PMSとはけっきょく何で、いつから起こるものなのでしょうか。
PMSとは(Premenstrual Syndrome)の略で、日本語では「月経前症候群」と呼ばれています。 生理が始まる前の約2週間に起こる、心とカラダのさまざまな不調のことで、生理が始まると自然に消えたり、軽くなるのが特徴です。
https://www.terumo-womens-health.jp/trouble/3_1.html
生理の前からはじまるイライラや、体の不調などのことですね。
【PMSの代表的な症状】
・乳房のハリや痛み
・顔や手足のむくみ
・眠気
・不眠
・ 便秘
・ 下痢
・頭痛
・吐き気
・にきび
・食欲増進
・イライラする
・集中力がなくなる
・憂うつになる
・興奮する
・不安が高まる
・無気力になる
・仕事の能率が低下するな
などなど、人によって様々で、いろんな不調があります。
また、いつからPMSがはじまるのか、というのは人によって個人差がありますが、生理がはじまる2週間前から始まる人が多いようです。
PMSは昔からあった?
イライラして誰かにあたってしまうと、「ヒステリーだ」なんていう言葉で表されたりしますが、実は、「ヒステリー」の語源はギリシャ語で「子宮」なんです。
昔からヒステリーは女性特有のものと捉えられていて、女性の骨盤内のうっ血と考えられていたようです。
つまり、多かれ少なかれ、昔からあったんですね。
人間、波があるのは、もちろん普通のこと。女性は特にですね。
ただ、現代では生活に支障があるほど顕著に現れてくるので、「PMS」と名前がついて問題になっているんですね。
東洋医学からみるPMSの原因
実は、生理前のイライラなどPMSの原因は、西洋医学では明確にされていません。
生理の数日前からみられる不快感で生理が来ると症状が緩和します。生理が来て黄体ホルモンが減少タイミングで解消することから、原因はホルモンの急激な変化であるという説もありますが、はっきりと特定はされていません。
https://www.midorikawa.net/disease/premenstrual_syndrome?yclid=YSS.EAIaIQobChMIm_bzkobF5AIV2IBwCh01QQsFEAAYAiAAEgKorPD_BwE
原因が分からなければ、改善方法がわからないですよね。
ですが、ちゃんとあなたの中に原因があります。
あなたのPMS、生理前のイライラの原因となっているものを見つけましょう。
①気・血・水のバランスの乱れ
東洋医学では、気、血、水という3要素が体を構成し、各機能を正常に働かせていると考えます。↓詳細はこちらに♪
「気」は絶えず体を巡り、体を温めたり、血液や体液をめぐらせることで各器官に栄養を届け、免疫力を保ったり、臓器の正常な活動を維持しています。
「血」は 各組織や器官に栄養を与え活性化させる働きがあります。
「水」は津液とも呼ばれ、血液以外の内外分泌液(汗、唾液、涙、鼻水、細胞液、脳内や関節の液など)のことです。これらは単純に水を飲んだから潤うというものではありません。
この気血水が不足したり、循環が滞ったりすると心身に不調が発生するのですが、生理前はこのバランスが崩れやすくなっているです。
②肝の疲労
東洋医学ではPMSの症状やイライラは「肝」に原因があると考えます。
東洋医学で考える肝は、肝臓というよりも、もっと広い意味で捉えています。
肝は、血液貯蔵や調節を行い、気血の巡りを促進し、外からの有害物質やストレスにより生み出された老廃物を分解・排泄して防御することが主な役目です。
月経前は妊娠に向けた準備をするため、子宮に血液を集めます。
そのため肝に血液の要求をするのですが、肝のエネルギーが弱っているとこの要求に応えきれず全身の血や気の巡りが悪化し、連鎖的に気・血・水のバランスが崩れることで不調となって現れます。
そのため、イライラ、むくみ、自律神経の不調、気力がない、貧血などといった様々な症状として現れてくるんです。
また、肝は「怒り」の感情と深くつながっています。
肝も怒りも、同じ「木」のエネルギーに分類されます。
そのため、「肝」が頑張りすぎている状態であったり、過度に刺激を受けるなどすると「木」のエネルギーが過剰に高まることとなり「イライラする、怒りっぽくなる」といった影響が出てきます。
そのため、たくさんの血液を必要とする生理前や生理中は肝が疲弊し、なんだかイライラする、という人がけっこう多いんですね。
③エネルギー不足
また、PMSがひどい人は、そもそものエネルギーが不足している場合が多いです。
エネルギー、つまり「気血水の気」が十分にあれば、多少の不調があっても生活に支障があるほどにまでの症状とはならないんです。
ただ、現代の社会では
過度のストレス
女性の社会進出による体への負担
膨大な情報、あふれる物による判断量の増加→エネルギー消耗
ママ友やご近所、親族との「気」を使う付き合い…
など、様々な要因によってエネルギーはどんどん消耗されていきます。
また、睡眠不足はもちろん、家の風水が整っていなかったり、夫婦で一緒に寝ていなかったり(肌が触れることでエネルギー交換ができます)といった要因によって、消耗したエネルギーを次の日に回復することができず、エネルギー低下の悪循環に陥っていきます。
このようなことが原因で、PMSと呼ばれる症状が、激しく出てきてしまいます。
ただ、原因がわかれば対策をすることができます。
女性にとって、生理は一生つきあっていくものなので、しっかりと向き合って、楽に過ごせるようにしていきたいですね。
それでは、少し長くなってきたので、これらに対しての対処法について、こちらのブログでいろんな角度から紹介していきたいと思います。
最後に
生理前の辛い症状やひどいPMS、生理痛などは、困ったもので、なかなかまわりの男性に理解してもらうのが難しいですよね。
噂程度には知っているだろうけど、どれくらいしんどいのか、どれくらい痛いのか。(本当に健康だったら痛くないんですけどね。)
こればっかりは伝えられない。
旦那さんや、職場の上司などに、今日は絶不調であることを言えない…なんて人も多いのではないでしょうか。
また、意外と女性からの理解も得難い場合がありますよね。
生理痛や生理前の症状や程度は、人によって千差万別だから。
私は我慢しているのに、どうせ言い訳に使っているだけでしょ、なんて思われてしまうこともしばしばあります。
(まぁ、確かにそれを理由にサボってしまう人がいるのも事実なんでしょうけど…)
本当に困っている人からしたら、こんな言葉や態度をとられたら、悲しいですよね。
私も、生理痛がとてもひどく、鎮痛剤を飲んでも効かなかったり、ちょっと効いてもすぐに痛くなってしまうので、一日3回上限の薬を、それ以上服用したりと、けっこう無理をしていました。
だって、仕事にならないんだもん。
毎月その期間休んでなんていられないし。
よく休むな、なんて思われたくないし…ってね。
私は生理痛がかなりひどいタイプで、 生理前の不調をそこまで意識したことがなかったのですが、 言われてみれば、たしかに心当たりのある症状がたくさんありました…。
それがどうにもコントロールできないくらいの人もいるんですよね。
PMS、生理前のひどいイライラの改善には、まず何が原因となっているのかを知ることが重要です。
それでは、ぜひ【PMSの改善策】をご覧ください♪
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2 thoughts on “【PMSの原因】生理前のイライラがひどい・辛い症状…原因は必ずある!”
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