みなさんは、お金と健康、どちらを大切にしていますか?
どちらを優先していますか?
もちろん、両方あるのがベスト。
ですが、実はこの2つは同時には手に入らないものなんです。
今日は、豊かな人生をつくるためにはどちらが大切なのかということを、風水の知識や古典の言葉を紹介しながら書いてみたいと思います。
目次
お金と健康の関係
お金と健康は、実は深い関係があるんです。
風水や四柱推命でおなじみの六神でみてみましょう。
お金は「財」、健康は「印綬」でみます。
この2つの関係を見ると、お金が健康を弱めるという関係性にあることがわかります。
つまり、両方一度には手に入らないものなんです。
そして、お金を追い求めれば追い求めるほど、その間は健康はどんどん弱められていきます。
だから、順番にひとつずつ手にしていく必要があります。
風水で考えるお金と健康
古典には、人生には次の4パターンがあると言われています。
①丁財両旺(ていざいりょうおう)
②丁旺財失(ていおうざいしつ)
③財旺丁失(ざいおうていしつ)
④丁財両失(ていざいりょうしつ)
「丁」とは健康、「財」はお金を指します。
つまり、
①健康もお金も両方豊かな状態
②健康ではあるが、お金は十分ではない状態
③お金はあるが、健康でない状態
④お金も健康も残っている状態
です。
そして、風水では①を目指すのはもちろんですが、その前にまず目指すべきは③ではなく②なんです。
つまり、健康が優先ということですね。
健康であれば、お金を作り出すために行動することができます。
ですが、健康でない状態では、パフォーマンスも100%でないですし、重症になればなるほど、通院や医療費などで逆にお金と時間を失ってしまう結果となるからです。
健康よりもお金に目が行くのが普通
陰陽で考えるとお金は「陽」、健康は「陰」です。
そのため、お金の方が注目されやすく、健康は意識されにくいです。
ですが、影響力が強いのは、陰。
つまり健康の方です。
だから、しっかりと日頃から健康の大切さを意識しておきたいですね。
失って初めて気づく健康の大切さ
ですが、多くの人が「お金があればちょっとくらい不健康でも良い」と思いがちです。
お金があれば治療して治せる、くらいの感じですよね。
ですが、日々のちょっとした不調は、放っておけば大きな病気にも繋がります。
いざ病気や怪我をして自由が奪われてしまって初めて、何も考えずに自由に動けたことが素晴らしいことだと気づきます。
また、今の生活習慣を続けていると大変な病気になりますよ、動けなくなりますよ、と医者に言われた時。
よく「自分が今ストレス無く生きていけたら本望だ」という方がいます。
ですが、これは周りの人のことを考えていません。
残された人の気持や、もし介護が必要になった時の労力やお金。
そんな周りのことを考えない行動は不徳となって、自分に跳ね返ってくると風水では言われています。
気をつけたいですね。
まとめ
お金と健康について、いかがでしたでしょうか。
特に若くて体が元気なうちは、健康にはそれほど関心がなく、無理をしてでも仕事をする、という人が多いと思います。
私も、20代の会社員時代はそうでした。
どんなにしんどくても休まず仕事をしていましたし、かと言って食事や家での養生を100%やっていたかというと、面倒くさいので食事もおざなりになっていました。
ですが、卵巣嚢腫での手術をしたり、毎回起き上がれないほどの生理痛を経験し、本当に健康って日々のパフォーマンスに響いてくるなと思うようになりました。
特に女性は、体を酷使しすぎていると、いざ子供がほしいと思った時に妊娠しにくい体になってしまう可能性も高いです。
もちろん人生には体に鞭打って動くことが必要な時期もあります。
ですが、それはずっとではありません。
無理し続けないと上手くまわらないものは、そもそも選択が間違っている証拠です。
自分の性質や運の流れ、自然の摂理に合っていないことをしている証拠。
お金は、きちんと理にかなった行動をしていれば、ついてきます。
また、風水などで力添えをすることもできます。
ですが、健康はいったん壊れてしまうと持ち直すのにかなりの時間がかかります。
ぜひ、まずはあなたの体に目を向けてあげてくださいね。
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