あなたは果物をよく食べますか?
今は様々な情報源があるので、「朝は果物だけ食べると痩せる」「便秘解消にはバナナ」などなど、健康や美容のための情報が飛び交っています。
そんな中だからこそ、果物の本当の性質を理解して、情報に惑わされないようにしたいですね。
その時に、陰陽五行がとても役に立ちます。
果物にはそれぞれ性質があって、個人の体質によって積極的に摂りたいもの、ちょっと控えめにしたいものがあります。
特に、家庭の「食」を任されることの多い主婦の方には、ぜひ果物のもつ性質を知っていてほしいと思います。
目次
★果物って体に良いの?
果物には良質な水分やミネラルなどがたっぷり含まれているため、適量を摂ることはとっても体に良いです。
ただ、バナナダイエット、りんごダイエットのように、単品を毎日たくさん食べ続ける、というと話は違ってきます。
陰陽五行思想では、「過剰」を嫌います。単純に考えても、そうですよね。水だって、塩だって、糖分だって、体に必要なものですが、一度に大量摂取すれば体にダメージがかかります。
果物の場合も、表面的には現れていないかもしれませんが、必ずどこかに無理がかかってきます。それに、単品ダイエットって楽しくないですしね…^^;
果物を、毎日美味しく食べられる分をいただくことには、問題はありません。
さて、もっと重要なのは、ここから。
★何を食べるのか?
果物が良いから毎日朝ごはんにしている、たくさん食べているという人は、特に女性に多いかもしれませんが、その果物が重要です。
果物に関わらず、食べ物は陰陽そして、食べ物の場合は、中庸(真ん中)に分けることができます。(厳密にいうと陰陽どちらかに偏っているのでしょうけど…)
陰のものは、基本的に体を冷やす作用があります。
陽のものは、体を温める作用があります。
そして、比較的中間で、温めも冷やしもしないもの。
これらを、体質によってうまく使い分けていきましょう。
★温性、熱性の果物
果物って、全部「体を冷やす」というイメージがありませんか?
私は冷え性で体質的に体を冷やすものは控えたほうが良いタイプなため、大好きな果物をもりもり食べられないのか…とちょっと落ち込んでいたのですが、実は、温性、熱性といって、体を温める作用を持つものがあるんです。
それが
- さくらんぼ(熱性)
- 桃(温性)
- みかん(微温)
- ザクロ(温性)
これらは、からだを温める作用をもっています。
さくらんぼは胃腸を温めてくれるため、胃腸が弱くて下痢をしやすい方や冷え性があって貧血気味の方などにはとても良いフルーツです。ただ、逆に高血圧の方や、顔の赤い熱っぽい体質の方などは控えめの方が良いです。
冬になると出てくるみかんは、微温なのでいろんな体質の方に合いやすいのですが、熱っぽくてのぼせ気味、高血圧の方は、控えめにしましょう。特に日本で改良されたみかんはかなり甘くなっていますので、甘味が体をほてらせたり、余分な水分を滞らせる場合があります。
★平性の果物
冷やす作用も温める作用の偏りがほとんどないものもあります。
これらの果物は、「冷やすか温めるか」という観点からいうと、どちらの方にも合いやすい果物です。
- すもも
- アボカド
- びわ(微涼とされる場合もあり)
- 梅
- 花梨
- りんご(涼との説もあります)
- いちじく
- ぶどう
- パイナップル
- レモン
ぶどう (生のぶどうの場合) は基本的にどの体質の方にもあいます。
ちょうど今いろんな種類のぶどうが出回っていますね。是非、旬の味覚を堪能してください^^
いちじくも、基本的にどの体質の方にとっても良い果物です。いちじくは「潤」の性質をもっているため、高血圧や糖尿の方にも良いです。また、粘膜や肌が乾燥し、目が疲れやすい、口が乾くという方にもオススメです。
いちじくも秋が旬の果物です。食べる習慣があまりない果物かもしれませんが、是非トライしてみてくださいね。
★涼性、寒性の果物
次は、熱を鎮めて、体を冷やしてくれる作用がある果物です。
- いちご
- メロン
- すいか
- マンゴー
- グレープフルーツ
- オレンジ(ネーブルオレンジ)
- 梨
- キウイフルーツ
- 柿
- バナナ
夏の果物や、南国でとれる果物が多いですね。
こちらは、顔が赤くいつも熱っぽい方や高血圧の方は積極的に摂りたい果物です。
ただ、冷え性の方やお年寄り、小さいお子さんのような胃腸を冷やすと良くない方などは一度に食べる量を少なめにしましょう。
これから柿や梨が美味しい季節になりますが、こういった家族の体質を考慮してみてくださいね。
また、便秘解消にはバナナが良い、バナナをたくさん食べるバナナダイエットなどがありますが、冷え性の方や胃腸が弱く冷え性の方などには逆効果です。ダイエットのためには代謝を上げたいんですけど、冷えがちな方の胃腸を冷やしてしまうと代謝が下がり、本末転倒です>_<
いかがでしたでしょうか。
家族の中でみなさん体質がバラバラだと思うので、極端に考えすぎる必要はありませんが、お子さんのおやつに出す果物と、自分が家で一人で食べる果物や、子供が寝た後に旦那さんに出す果物を変えてみるなどの工夫をしたり、単純に量を調整してみるだけでも良いと思います。また、冷えが良くない方には、果物を冷蔵庫で冷やしすぎないなどの工夫も大切です。
ぜひ、食べたことのない果物があれば、挑戦してみてくださいね^^
また、自分の体質に良いとされる果物であっても、食べ過ぎは良くありません!果物であっても野菜であっても、必ず適量があります。陰陽五行では過剰を嫌います。
毎日適量を体質に合わせて取り入れていくことで、果物と賢く付き合いたいですね^^
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4 thoughts on “家族の健康を守る!体質別のオススメ果物~果物の性質を陰陽で理解しよう~”
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