伝統風水では、家の中では寝室の風水を整え、寝る環境を整えることが一番重要とされています。
ですが、小さな赤ちゃんがいる家庭では、夜中に夜泣きをしたり、なかなかまとまった時間昼寝をしてくれなかったりと、親が睡眠不足になってしまうことも。
我が家も、現在9か月になろうとする娘がいますが、睡眠退行がはじまり、夜中も1~2時間おきに起きることもあったり、昼寝もすぐ起きてしまったりと、もっとまとまって寝てくれ…と思っていました(;^_^
ですが、風水術の「寝る方角・場所」「方角を変える日を選ぶ」ということを実践したところ、夜中も以前よりは長く寝てくれるようになり、昼寝の時間が格段にアップしました!
今日は、赤ちゃんの寝つきが良くなる寝る方角や場所、そしてそれを変更する「日選び」についてご紹介しますね。
もちろん赤ちゃんも大人にも共通することなので、親の睡眠の質も上がりますよ^^
目次
赤ちゃんがよく寝る方角は?
よく聞くのが「北枕で寝ると良く寝る」というもの。
ですが、本来の伝統風水でいうと、全ての人に「〇〇の方角で寝ると寝つきが良くなる」という方角は実はないんです。
もちろん個々の家を鑑定すれば、ベストな方角も割り出せるのですが、ここではお伝えできません。
そんな場合は、ある方角で数週間~1か月ほど試してみて、良くなければ次の方角に変更する、というのをお勧めします。
自分たちの寝つきや快眠具合、赤ちゃんの寝つきを実際に体感するのが一番大切です。
そして実は、東西南北などの方角よりも、もっと重要なポイントがあるんです。
赤ちゃんがよく寝る位置、場所
方角よりも重要なポイントは、ベッドや布団を置く場所、特に頭の位置です。
【壁に頭をつける】
人間は、頭が守られていることで安心感を得られます。
そのため、頭を壁につけるような方角に布団を置くようにして寝かせてあげると、落ち着いて寝ることができます。
【ドアの延長線上は避ける】
部屋の入口は、実際に人の出入りが多いと赤ちゃんも眠りから覚めやすくなってしまいますし、出入りがない時であっても、ドアは無意識に人の出入りを意識してしまいます。
そのため、赤ちゃんも大人も、ドアの直線上に寝る、特に頭がこの位置に来てしまうと、眠りの質が悪くなり、夜泣きや寝つきの悪さにつながってしまいます。
【天井の高い部屋はNG】
天井の高い部屋は、気が上へ上へと向かっていくため、陽気が高まってしまいます。
寝室は「陰」の部屋になるため、天井の高い部屋は寝る部屋としては向いていません。
陽気が強まってしまうと、落ち着きにくかったり、テンションが上がりやすくなるため、注意しましょう。
広すぎる部屋も同じく寝る部屋には向きません。
【角に注意】
天井に梁がある、壁に柱の出っ張りがある、棚の角がある…これらの「角(かど)」は、人間の無意識に「攻撃」「刃物」をイメージさせます。
このような角が常に自分に向いている状態では、安眠できません。
特に頭の上や付近に角が来ないようにベッドや布団の位置を工夫しましょう。
間取り的にどうしても角が近くに来てしまう…という場合。
天井の梁の場合、梁部分の角を隠すように少し布をたるませて取り付けましょう。角を意識しなくなれば、ひとまずは大丈夫です。
柱や家具の角の場合、角の部分に丸いもの(ひょうたんやボールなど、なんでもOK)を吊るしておくことで、意識が丸いものにいくため、角を意識しにくくなると言われています。
できれば寝る場所自体を動かすのが一番ですが、どうしてもの場合は、お試しください。
【真っ暗よりほのかな明かりを】
人間は、本当に明かりのない真っ暗の状態だと不安を覚え、安眠できないと言われています。
ですが、頭上の豆電球などをつけてしまうと目にダイレクトに入りますし、赤ちゃんが明かりを注視して寝なくなってしまう原因にもなります。
そのため、足元にほのかな明かりを置くのが、風水的にもベストです。
実は日選びも重要
ここまでは赤ちゃん(大人もおすすめ)の寝る方角、場所について書いてきました。
早速場所を変えて試してみよう!と思われた方、行動力が高いですね!
ですが、実は寝室の模様替えや寝室の掃除をするのに最適な日があるんです。
風水の技術の一つに「擇日(たくじつ)」という日選びの技術があります。
〇〇をするのに良い日を選び、◎◎をするのに良くない日を避ける、というためのものです。
その中に、「安床」という日があり、この日に寝る方角、ベッドの位置を動かすなど配置換え、模様替えをすると良いんです。
我が家も、配置を変える際はこの日を選んでいます。
我が家の赤ちゃんの寝つき効果
我が家でも、ある程度は生まれた時から整えていたのですが、布団のサイズの関係などからちょっと微妙な点があったんです。
一時期は夜中はけっこう寝てくれていたのですが、睡眠退行がはじまり、授乳間隔も伸びてきているはずなのに夜中に1~2時間間隔で起きる、昼寝も寝てもすぐ起きてしまう…結果私も寝不足。。。と悩んでいました。
そこで、今回擇日を見て安床の日を選び、布団の方角と場所を変えてみました。
それから10日ほど経ちました。
夜は、まだちょこちょこ起きますが、2時間以上は寝るようになりました。
劇的に良くなったのは、お昼寝!
以前は本当にすぐ起きてしまっていたので、睡眠不足にならないか!?と不安だったのですが、安床の日に方角、寝る場所を変えてから1~2時間、時にはそれ以上ぐっすり寝るようになりました。
ちなみに、夫も同じ方角で寝るように変えたのですが、こちらも効果がありました^^
火の性質が強い夫は元来寝つきが悪く、夜中もけっこう目を覚ましがちだったのですが、最近寝つきも良く、朝までしっかり寝られているようです。
このように、我が家では赤ちゃん(と夫!)の寝つきにしっかり効果が出てきました^^
まとめ
赤ちゃんの寝る方角、場所、日選びについて、いかがでしたでしょうか。
風水術をしっかり活用することで、睡眠の質を上げることができるので、赤ちゃんの寝つきが悪い、頻繁な夜泣きなどで悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。
もちろん月齢的な要因や個人差などはあるので、完全に理想通りとはいきませんが、少し楽になると思いますよ^^
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