【実は注意!土用の丑の日】土用の期間、土用にしてはいけないこと、体調不良。風水でも重要な知識!

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【実は注意!土用の丑の日】土用の期間、土用にしてはいけないこと、体調不良。風水でも重要な知識!

7月も中旬になると、スーパーやコンビニなどで「土用の丑の日」「鰻を食べよう」などと幟が目立ちますね。

実は、土用の期間は風水的にもとっても重要な意味を持っていて、注意すべき期間でもあるんです。

今日は、そんな「土用」について書いてみたいと思います。


土用とは

一般的には、土用の丑の日には夏バテ防止のために鰻を食べて夏を乗り切ろう!というような感じですよね。
また、7月の夏の土用ばかりが有名です。

ですが、実は土用は年に4回あるんです。
しかも、「土用」は丑の日の1日だけではありません。18日間も続く、「土用期間」なんですね。

年に4回というのは、1月、4月、7月、10月。
春夏秋冬という季節の変わり目をつないでいるのが「土用期間」なんです


土用は「土のエネルギー」が強まる期間

土用の正式名称は「土旺用事」。
これは五行(木火土金水)というエネルギーの中で、「土のエネルギー」が強まる(旺盛になる)という期間であることを意味しています。

風水的では、この五行のエネルギーのバランスが均等に取れている状態を良しとしています。
ですが、時間の流れによって、必ずバランスは変わっていきます。

ちなみに、各12ヶ月には下のように五行のエネルギーが順に強まっています。

1月=丑月(土)
2月=寅月(木)
3月=卯月(木)
4月=辰月(土)
5月=巳月(火)
6月=午月(火)
7月=未月(土)
8月=申月(金)
9月=酉月(金)
10月=戌月(土)
11月=亥月(水)
12月=子月(水)

これで見ると、土用が年に4回やってくる、というのがわかりやすいですね。
そして、特に月の中旬から特にそのエネルギーが強まっていきます。
それが、土用入りの日です。

2020年であれば、7月19日ですね。
ここから18日間、旧暦の暦で月が変わるまで続きます。


夏の土用が有名な理由

では、なぜ7月の土用だけこんなにも有名になったのでしょうか。
その理由は、7月の「未」という干支に隠されています。

未は「土のエネルギー」を持つと書きましたが、もっと専門的に見ていくと、己(土)、丁(火)、乙(木)という十干が隠れています。
つまり、火のエネルギーの強い土のエネルギーと考えます。

火は土を生み出すエネルギー。

そのため、4回ある土用の中で、一番土のエネルギーが強まる土用となるんです。
なので、特に人間がエネルギーのバランスを崩しやすく、注意が必要な時期となるんです。


土用期間の注意点

①体調不良に注意

土が強烈に強まってエネルギーのバランスが崩れると、体調が悪くなる人が増えます。例えば

・体が重い、だるい
・おなかの調子が悪い
・胃が痛い、消化不良
・食べすぎ、食欲不振

といった、胃腸の不調や栄養の吸収不足によるダルさなどが目立ってきます。

また、土の五行は「甘味」とも深く関係があるので、「甘いものが無性に食べたくなる」という人も多くなる時期です。


②土用期間にしてはいけないこと

また、土用期間は土いじりをしてはいけない、ということを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

風水でも、土用の期間は『土を大きく動かす』ことを忌むとされています。

・家の工事(基礎工事、エクステリア工事、解体など)
・水道管、道路工事、地下鉄の工事など
・畑などの耕作

こういった「土を動かす」「土地が揺れる」というようなことは土用期間中には避けてください
もし自宅や会社周辺でこのような工事などが始まってしまうと、凶作用を受けやすくなると考えられています。
そのような場合には、できるならその期間は別の場所で過ごすなど、近づかないようにしましょう。


土用期間の過ごし方

このように、体調を崩しやすかったり、土を動かすということをしてはいけない土用期間。

「土用期間にしてはいけないこと」を避けるのはもちろん、体調面でも不安定になる土用期間は無理をせず、下のようなことを心がけましょう。

・食事を整える(食べすぎ、栄養不足などに注意)
・水分補給(飲み過ぎも注意)
・湯船に浸かり汗を流す。
・睡眠をしっかりとる


土用の丑の日とは

次に、土用は18日間もある中で、なぜ土用の「丑の日」と言われるようになったのでしょうか。
これも、風水の知識のひとつなのですが、「擇日(日選び)」という技術では、月の十二支と日の十二支の関係を見ていきます。

7月=未月にとって丑の日。
未と丑というのは専門用語で『冲』という関係にあり、衝突・反発しあうという関係になります。

つまり、未月(7月)の丑の日というのは、月と日のエネルギーが衝突する日。

こういう日は「月破(げっぱ)」と呼ばれ、凶日で、エネルギーが乱れやすく、基本的に何をやってもうまく行かない日なんです。
月破については詳しくはこちらを参照してくださいね。

つまり、本来は「鰻を食べる日」というよりも、「特に注意して過ごす日」なんですね。

月破のおすすめの過ごし方は、上の記事に書いています!


まとめ

土旺用事、土用の丑の日について。
少し風水の知識を絡めて、本来の土用期間の意味や過ごし方について書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

土のエネルギーがとても強まり、バランスを崩しやすくなる時期。
四柱推命などで「土のエネルギーが強まるのを凶とする人」は特に注意です!(私がそう。)

必ず定期的に巡ってくるものなので、しっかりと対策をして体調を崩したり凶作用を受けないように注意して過ごしてくださいね^^

【関連記事】
土用の時期は甘いものが無性に欲しくなります!そんな時の対処法。


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