スピーチやプレゼン、発表前に緊張してしまって上手く喋れない…練習してきたのに実力を出しきれない…辛いですよね。
私も極度の緊張しいだったので、よくわかります。
「緊張する」という原因をしっかりと理解して対策していきましょう!
目次
緊張してしまう原因
気の滞り
これは東洋医学的な概念に「気」というものがあります。
気は常に体内を巡っていて、体の機能を維持したり、私達が活動するエネルギー源となります。
この気の巡りが滞ってしまうと、緊張しやすくなるんです。
緊張するときって、体が硬くなっていたり、呼吸が浅くなったりしますよね。
そうした状態は、気の滞りを更に悪化させてしまうことになるので、緊張がどんどん高まっていってしまいます。
エネルギーの偏り
もう一つの緊張の原因は、「五行のエネルギーの偏り」にあります。
五行とは、風水・四柱推命では基礎中の基礎ですが、実は世の中全般の「物」や「概念」を五行(木火土金水)に当てはめることができます。
例えば体(五臓)でいうと
木:肝、火:心、土:脾、金:肺、水:腎
感情(五情)でいうと
木:喜び、火:楽しみ、土:怨み、金:怒り、水:悲しみ
などなど。
そして、こんな分類もあります。(五変)
木:緊張、火:心配、土:あくび、金:咳、水:震え
つまり、木のエネルギーが強すぎたり弱すぎたりとバランスが崩れてしまっていると、「緊張」という症状が出てきやすいということなんです。
だから、この木のエネルギーが緊張の鍵を握っているとも言えます。
意識が自分に向きすぎている
緊張してしまう人は、自分に意識が向きすぎている場合が多いです。
・人にどう見られているだろうと気になる
・上手く発表できるかどうか心配
・みんなが自分を見ている…
・声や手が震えたらどうしよう…
などなど、緊張する時って自分のことばかり考えていることが多いです。
緊張の対策法
①気の巡りを良くする
気の滞りが緊張の原因となるので、対策法の一つは気の滞りを解消すること!
そのためには
・深呼吸など、深い呼吸をする
・軽く肩や腕を回して体を動かす。ストレッチする。
といったことをしてみましょう。
②木のエネルギーを整える
木のエネルギーを整えるのに、「味」を活用する方法があります。
味も五行に分けることができて
木:酸味、火:苦味、土:甘味、金:辛味、水:塩味
となります。
つまり、木のエネルギーには酸っぱいものが影響します。
緊張しそうなスピーチの前は、酸っぱいジュースを飲んだり、レモンをかじる(!)等ができると良いですね。
酸味は木のエネルギーを整えてくれると同時に、木の巡りも良くしてくれる働きがあります。
③意識を自分から周囲に向ける
「自分が見られている」、「自分が上手く喋れるかどうか」、と自分にばかり意識を向けていると、緊張してしまいます。
まずは「見られる側」から「見る側」に回る意識を持ちましょう。
・聞いている人を観察する
(髪型や表情、服装をじっくり見てみる。反応が良い人を見つけるのもあり!)
・その空間全体を認識する
(どれくらいの広さ?どんな雰囲気?)
こういったことを意識すると、意識が自分以外に分散されることで、緊張が緩みます。
また、目の前のことばかりに集中するのではなく、視野を広く持つことで、場の空気に飲まれてしまう、ということも少なくなります。
ちなみに、こちらの本にはこの「意識を周囲に向ける」ための具体的方法や日頃の訓練方法をたくさん細かく書いてあります。
私も、人前でプレゼンをするのが苦手だった時に購入して、今まであまり聞いたことのない方法なども書かれていたので、けっこう参考にした本です。
最後に
緊張やあがり症の対策、いかがでしたでしょうか。
私もとても緊張してしまうタイプでした。
学生時代部活動で吹奏楽、オーケストラ部などに所属していたのですが、中学2年の吹奏楽コンクールでは、散々ひと夏練習したにも関わらず、本番で一音も出すことができませんでした。
そこから、これではダメだと思い、様々な方法を試してきました。
そして、社会人になって大勢の前でプレゼンやスピーチをする機会が度々あり、もちろん緊張ゼロにはなりませんが、普通に話せますし、周りには緊張していることはバレません!
(緊張はある程度は良い効果もあるので、ゼロにしようとしないこともコツかも!)
極度に緊張してしまって悩んでいる方は、ぜひ今日ご紹介した方法を試してみてくださいね^^