豆乳を健康のため、ダイエットや美容のために飲んでいる人が増えています。
ですが、実際に効果を感じられていない人もいるんですよね。
実は、豆乳の性質を知っておかないと、自分の体質にあまり合っていないのに、たくさん飲んで逆効果になっている可能性もあるんです。
今日は、豆乳の効果がある人ない人の体質の違い、そして豆乳の効果がある人にとってはどのような効果があるのかを見ていきたいと思います。
目次
なぜ豆乳の効果がない人がいるのか
豆乳の性質
豆乳は「涼」の性質を持つ食品です。
食品は体を温めるもの、冷やすものがあるのですが、豆腐は体を冷やす性質を持っています。
そのため、余分な熱を収めてくれて、肝機能の回復や熱がこもっていることによる不調などには効果があります。
また、「潤性」という体を潤してくれる性質を持っています。
この性質により、血管や粘膜を潤して丈夫にし、乾燥肌や喉の乾きを改善してくれます。
一方、潤いの性質は摂りすぎると体に余分な水分が溜まりやすく、冷えやむくみを招いてしまいます。
豆乳を積極的にとりたい体質の人、控えた方が良い人
このような豆乳の性質を理解すると、この性質が合っている体質の人は、豆乳を飲むことで効果が出やすいということになります。
逆に、体を冷やす、潤すということが逆効果になる体質の人は、豆乳を積極的に飲んだところで、改善しないどころか不調を招くということもあります。
【豆乳の効果が出やすい人】
以下のような体質の方は、豆乳の「涼性」「潤性」という性質が健康や美容、ダイエットに必要な方です。
・のぼせやすい、ほてりがある
・高血圧ぎみ
・顔が赤い
・怒りっぽい、イライラしやすい
・口が渇きやすい
このような体質の方は、健康面、美容、ダイエットの悩みの原因が「熱がこもっている」「潤い不足」などにあります。
これを解消するのに豆乳は効果があります。
【豆乳の効果があまりない人】
以下のような体質の方は、豆乳の「涼性」「潤性」という性質が逆効果になっている可能性があります。
・全身冷え性
・よく下痢をする
・寒いと体調が悪くなる
・胃が持たれやすい、胃が弱い
・むくみやすい、水太りしやすい
・体力がない、疲れやすい
このような体質の方は、体を冷やすもの、必要以上に水分を溜め込むと、かえって不調を招いたり、ダイエットや美容面でも逆効果になってしまいます。
このような方は冷たい豆乳を飲むことや、毎日積極的に摂ることは控えるようにしましょう。
同じ大豆製品でも、加工されていない「大豆」は体を冷やさない「平性」なので、植物性タンパク質を摂りたい場合は煮豆を食べるなど工夫してみましょう。
豆乳の嬉しい効果
熱がこもっている、潤いが不足している人は、豆乳を飲むことでそれによって引き起こされている不調が改善し、様々な嬉しい効果を得やすくなります。
①美容効果
東洋医学でも、豆乳は「補虚潤燥」といって、体力を補い肌荒れを潤すと言われたり、「養血」といって血の生成を促進する作用があるとされています。
熱がこもっていたり、気血の流れが滞っている、潤いが不足していることが原因で老廃物が溜まってニキビができていたり、シミや炎症、乾燥肌となっている場合、豆乳を飲むことで肌等の改善が期待できます。
②ダイエット効果
人間が本来の姿よりも太ってしまうのは、体のバランスが崩れているから。
熱がこもっている、気血の流れが滞っている、潤いが不足している状態というのも、体のバランスが崩れて、代謝を下げてしまいます。
代謝は食べたものをエネルギーに変換するという、ダイエットには重要な力ですよね。
豆乳の「涼性」「潤性」の性質が熱を収め、潤いを与えてくれることなどで、体のアンバランス、滞りが改善し、代謝を上げることに繋がります。
③生理痛・生理不順改善
生理痛、生理不順の原因も様々ですが、熱がこもっている、気血の流れが滞っている、潤いが不足していることが原因の場合、豆乳を飲むことで改善が期待できます。
特に豆乳は「肝」の余分な熱を収めてくれるため、肝機能の回復を助けます。
肝は血液の貯蔵や調整という役割を持っているため、生理には大きく関係があります。
肝が弱っていると、血液の調整がスムーズにいかず、生理痛や生理不順、生理前、生理中のイライラを引き起こします。
どちらかというと熱っぽくてのぼせやすい、いつも喉が渇く、という方は豆乳を定期的に飲むことで生理の悩みが軽くなると思いますよ^^
④便秘改善
便秘にも様々な原因があります。
自分の体質にあった対策をしないと、かえって便秘が悪化してしまうこともあります。
豆乳は東洋医学でも整腸作用があり、便秘解消に良いとされています。
豆乳が効果をはっきしてくれるのは、やはり熱がこもって体内の潤いが不足しているタイプ。
先程の体質チェックに加え、乾燥した硬い便が出る、というような人は豆乳を飲むことで潤いが補われ、熱も収められ、便秘改善が期待できます。
⑤動脈硬化、高血圧など
豆乳は肝の熱を収め、肝機能を改善してくれます。
肝は血液の貯蔵や調節を行い、気血のめぐりを促進し、老廃物の分解・排出という重要な役割を持っています。
そのため、肝の熱を収めて肝機能を整えることは、動脈硬化や高血圧などにも良い影響があります。
実際、栄養成分を見てみても、豆乳中の「サポニン」という成分は抗酸化作用、過酸化脂質抑制作用などがあり、高脂血症、動脈硬化、高血圧、肥満などに効果があると言われています。
まとめ
豆乳の効果がある人ない人の違い、そして本来の豆乳の性質と効果。いかがでしたでしょうか。
テレビや雑誌で豆乳がダイエットや美容・健康に効果があると言われているからと言って、必ずしも自分にも効果があるとは限りません。
また、効果が出やすい体質の人だからといって豆乳ばかりを飲むことはおすすめできません。
ダイエットにしても美容、健康にしても、不調の原因は「バランスが崩れること」にあるからです。
あくまでもバランスを大切にした上で、少し多めに取り入れるという気持ちでいきましょう。
また、あまり体質的に合わなかったという人。(私もそうです)
好きで豆乳が飲みたい場合は、「嗜好品」「牛乳の代わりに料理に」というスタンスで、たまに取り入れるようにしましょう。
どちらの体質にしても、豆乳で効果がないからと言って、安易に量を増やしたりしないでくださね。
自分の体質にあった食材を、バランスよく取り入れていきましょう♪
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One thought on “豆乳の効果がある人ない人~豆乳の美容、ダイエット、生理への効果が高い体質は?”
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