近年、牛乳に変わり植物性の「ミルク」が流行っていますね。
豆乳やアーモンドミルク、オーツミルク、ライスミルクなどなど。
あのスターバックスでも、2020年3月よりアーモンドミルクラテがレギュラーメニューとして登場しましたよね。(スタバ大好き♪)
牛乳はお腹がゴロゴロする、牛乳は何となく避けたい…そんな人が今増えています。
アーモンドミルクは美容、ダイエット、健康にも良いドリンク。
ただ、体質によっては注意点もあるので、アーモンドミルクとの上手な付き合い方をご紹介していきたいと思います。
目次
アーモンドの嬉しい美容効果と栄養
①ビタミンEの王様!お肌の味方
アーモンドはナッツ類の中でビタミンEがトップクラスの含有量。
日々忙しく生活する上で、体内の脂質が酸化することにより肌や血管などが老化してしまいます。 ビタミンEのもつ抗酸化作用は、体内の脂質の酸化を防いで体を守ってくれるんです。
また、血液の循環をよくする働きがあり、皮膚の新陳代謝を高めてくれるので、シミやソバカスの予防に繋がるといった美肌効果や、精神安定などの効果もあります。
②ビタミンB2で代謝を助ける
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助けてくれるビタミンで、糖質、脂質、タンパク質を体内でエネルギーにするなど、代謝に関する重要な働きをしています。
美容面でお肌を美しくしたい、ダイエット中で代謝を上げて食べたものをきちんと燃焼させたいという時には、しっかり摂取したい栄養素です。
③良質な油が豊富
アーモンドは、油分を豊富に含んでいます。そのため、ナッツ=太るというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、この油類が腸の粘膜を潤わせ、便通を良くしてくれます。
また、血液をドロドロにしてしまう悪玉コレステロールを減少させる、動脈硬化を予防するといった効果も期待できます。
血液は美容やダイエットにとっても「老廃物を出す」という観点からも非常に重要な要素になります。
油を敵視するのではなく、良質な油を適量とるように心がけたいですね。
④豊富な食物繊維で便秘解消
アーモンドミルクになる前のカリッとした硬い噛みごたえのある食感からもわかるように、食物繊維がとても豊富です。
食物繊維は基本的に便秘解消に効果があります。
便秘になると、老廃物の排出がうまくいかず、肌荒れやダイエットの妨げになってしまいます。
アーモンド(乾・固形)100グラムあたりの食物繊維量は10.4グラム。
日本人の食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、18~69歳では1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。
ですが、実際にはほとんどの人が数グラム足りていないそうです。
アーモンドを1日数粒、アーモンドミルクを1杯程度おやつや朝食に追加することで、手軽に補えそうですね。
注意すべき体質の人
アーモンドミルクがいくら美容やダイエットに良いと言っても、やはり飲み過ぎには注意です。
特に気をつけたいのは
・消化不良があり、むくみやすい人
・胃腸が弱く消化不良を起こしやすい人
です。
・脂質が多い
・食物繊維(特に不溶性食物繊維) が多い
これは先程、美容に良い点として紹介したのですが、逆に消化吸収しにくいという面も持っています。
そのため、これらの体質の人が摂取しすぎてしまうと、胃がもたれたり、便秘を悪化させる、下痢をするなど、美容・ダイエットや健康に逆効果となってしまうことがあります。
ただ、通常の個体のアーモンドよりは、アーモンドミルクになることで、消化しにくい「粗い食物繊維」はだいぶ取り除かれています。
でも、飲み過ぎには注意して、適度に楽しむようにしてくださいね。
ちなみに、固形のアーモンドは1日に20粒程度が適量とされています。
先程の体質に当てはまる人は、10粒程度におさえたり、アーモンドミルクを1杯(200ml)程度におさえておくようにしましょう。
また、アーモンド1粒あたりのカロリーが6キロカロリー程度。
メーカーによってアーモンドの使用量が違うので、200mlあたり40~100キロカロリーと差があります。(無糖で比較)
このカロリーを参考にすると、摂取するアーモンド量が推測できそうですね。
アーモンドミルクの作り方
アーモンドミルクは、実は家でも意外と簡単に作れるんです!
買ったものは添加物が気になる、無添加のものは高い…そんな時はぜひ手作りしてみましょう♪
【材料】
・ローアーモンド 100グラム
・水 300ml( アーモンド1に対して水2~5。あとはお好み!)
【道具】
ボウル、ザル、さらしやガーゼ、ブレンダーかミキサー
【作り方】
①アーモンドをたっぷりの水(分量外)に一晩(8時間以上)浸けます。
②一晩たったらアーモンドの水捨て、さらに水洗いします。
③アーモンドと分量の水をブレンダーに入れて撹拌します。
④牛乳のように白くなります。アーモンドが滑らか(1~2mmくらいの粒状)になったらストップ。
⑤ボウルにざるとガーゼをのせてアーモンドミルクを流し入れ、ギュッと絞ります
⑥完成です!密閉容器で冷蔵庫で保存して3~4日で使い切りましょう。
水とアーモンドの比率で濃さが変わってくるので、分量は、好みで微調整してみてくださいね。
残った絞りカスは、シリアルなどに入れても良いですね。
オススメのアーモンドミルク
今はコンビニやスーパーでも手軽にアーモンドミルクが手に入るようになりました。
ですが、そういったものはけっこう添加物や砂糖が入っているものも多いんです。
(乳化剤、香料、ph調整剤、ビタミンE、安定剤(増粘多糖類)、甘味料…などなど。)
美容やダイエット、健康に気を使うなら、ぜひ添加物や砂糖の入っていないものを選んでみたいですね。
だた、無添加のものは味の好みが分かれるのも事実。
飲みにくいと感じたら、
・バナナや野菜と一緒にスムージーにする
・コーヒーに入れてアーモンドミルクラテにする
・紅茶やココアに使用
・はちみつやスパイスで味を整える
・シリアルにかける
といった方法で取り入れてみましょう。
それでは、無添加・砂糖不使用のアーモンドミルクをご紹介します!
★ブリッジ 有機アーモンドドリンク(増粘剤・砂糖不使用) 1000ml 有機JAS認定
ブリッジ 有機アーモンドドリンク(増粘剤・砂糖不使用) 1000ml 有機JAS認定
【原産国】イタリア
【原材料】有機アーモンド
【栄養成分】 (100mLあたり)
エネルギー:38kcaL、たんぱく質:1.5g、
脂質:3.2g、炭水化物:0.8g、
食塩相当量:0g、コレステロール:0mg
シチリア産有機アーモンドと清涼な湧水で作った有機アーモンドミルク。
砂糖などの甘味料や添加物は一切使用していません!
とってもシンプルな原材料が嬉しいですね。
1回で飲みきりたい人は、200mlパックのセットもあります。
★筑波乳業 無添加濃いアーモンドミルク(砂糖・食品添加物不使用)
筑波乳業 無添加濃いアーモンドミルク125ml (砂糖・食品添加物不使用) ×15本
【産地】 茨城県
【原材料】アーモンド(アメリカ)
【栄養成分】 (125mLあたり)
エネルギー:81kcal、カルシウム:34.1mg、
たんぱく質: 3.6g 、マグネシウム: 32.4mg、
脂質:7.0g 、ビタミンE : 2.75mg、
コレステロール:0mg 、オレイン酸: 4.16g
炭水化物:1.4g(食物繊維:0.9g)、食塩相当量 0g
ローストアーモンド約12.5粒使用(125ml) で嬉しい飲みきりサイズ。
国内メーカーなのも安心ですね。
こちらは国産で初めての食品添加物不使用にこだわった「濃いアーモンドミルク」です。
濃さにもこだわっていて素材がより引き立ち、アーモンド本来の味わいがアップしているので、アーモンドミルクはちょっと薄くて飲みにくい、と感じていた人には好評だそうです。
★手作りしたい方にはこちらのアーモンド!
アリサン アーモンド(生) 100g
内容量100グラムと少量なので、まずは一度試してみたい方にオススメ。
カリフォルニア州で生産されたオーガニックのアーモンドです。ローストしていない生タイプ。
【原産国】アメリカ
もう少しお得に作りたい!という方は大容量タイプがオススメ。
完全無添加の生タイプ。内容量1キロ入ってこのお値段はお得!
気に入って何度もアーモンドミルクをつくりたい、という方にはオススメです。
【原産国】アメリカ
まとめ
アーモンドミルクの美容・ダイエット効果、いかがでしたでしょうか。
アーモンドミルクは
・ビタミンE
・ビタミンB2
・良質な脂質(オレイン酸)
・食物繊維
を特に豊富に含んでいるため、肌や血管を若々しく保つ、便秘を解消して老廃物を出す、代謝アップなど、美容やダイエット、健康に気を使う人にとっては嬉しい効果があるんです。
原材料はアーモンドと水だけなので、牛乳はお腹の調子が悪くなってしまったり、豆乳はアレルギーが出るという方には第3の選択肢ともなりますよね。
もちろん粒のままアーモンドをポリポリ食べるのもオススメなんですが、デスクワークなどのお供にしたり、普段のカフェラテをアーモンドミルクに変えてみたりといった変化をつけられるのが楽しいですよね。
ただ、
・消化不良があり、むくみやすい人
・胃腸が弱く消化不良を起こしやすい人
は、アーモンドの性質が裏目に出てしまうことがありますので、少し控えめにしてくださいね。
食べすぎ、飲み過ぎに注意してください。
楽しく健康に食事を楽しみましょう♪