開運のためにお墓参りに行く、というのは少し違う気もしますが、お墓参りに行くことには、開運につながる要素は確かにあります。
お墓参りのどんな点が開運につながるのかを、風水と科学的観点からお伝えします。
また、そのためにお墓参りでぜひやってほしいこと、お墓参りに行くときの注意点をお伝えしたいと思います。
目次
お墓参りでしてほしいこと
お墓参りを開運につなげるために必ずしてほしいこと、注意してほしいことをお伝えする前に、開運の定義を少しお話しておきますね。
開運=運を上げるとは、伝統風水でいうと「気(エネルギー)」を上げるということに等しいです。
エネルギーが高い状態は、「気」が充実していて、文字通り「活気、元気、勇気、気力、気配り…」などが十分にある状態です。
エネルギーが高ければ「判断力が高い、ミスがない、正しく考えられる→物事がトントン拍子にうまくいきやすい」「人にも優しくできる」「不調もなく元気に過ごせる」といった状態になります。
まさしく「運が良い状態」ですね。
①掃除

そんな開運につながるお墓参りに欠かせないのが「お墓の掃除」です。
これはスピリチュアル的な話ではなく、実は科学的な話なんです。
脳内伝達物質の一つで、精神を安定させる働きをするほか、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの働きがあり、「幸せホルモン」とも言われています。
エネルギーを高めるには睡眠をしっかりとったり、リラックスして休息する時間が必須となります。
そのためにセロトニンがきちんと分泌されることはとても重要です。
このセロトニンの分泌には、体を動かすこと、特に一定のリズムで刺激がある運動が効果的と言われています。
そのため、墓石を磨いたり、周りを掃いて掃除したりといった掃除はとても良い効果があるんです。
また、「太陽の光を浴びる」というのもセロトニンの分泌を促してくれるため、晴れた日に外でお墓参りするというのは、開運にもつながると言えます。
②感謝の気持ちを伝える
お墓参りでは、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えましょう。
また、亡くなられた方との楽しい思い出や幸せな思い出に思いを馳せるのも良いですね。
幸せな思い出、楽しいことを思い出す、感謝の気持ち。
このように心を動かすこともセロトニンの分泌につながります。
実際、こうした時間をとることで、優しい気持ちになれますよね。
お墓参りの注意点

お墓参りに行ってはいけない日
お墓参りに行く日は、ぜひ日を選んでほしいと思います。
特に、「お墓参りに行っては行けない日」は絶対に避けてください。
それは「月破大耗」という日。
月に2~3回あります。
この日は基本的にあらゆることに対して「凶」とされる日です。
お墓参りに行く道中にも事故やトラブルに合いやすかったり、何かとうまく行かない日です。
また、月破大耗の意味をみても「祭祀」に適さない日と記述があります。
お墓参りはご先祖さまに感謝の気持ちを伝える祭祀です。
月破の日は避けて行くようにしてくださいね。
お墓参りの時間帯
お墓参りに行く時間はどうでしょうか。
実は、15時までにはお墓参りを済ませて帰るのが良いんです。
お墓は、風水では「陰宅」と呼んでいます。
対して、私達が住む家は「陽宅」。
陰陽で考えると、お墓はとても陰気が強い場所になります。
生きている私達は基本的に「陽」の存在なため、陰気が強まりすぎることはよくありません。
そして、1日の中でも陰陽のバランスが変わります。
丑の刻(午前1時~3時)が最も陰気が強く、そこを過ぎると陽気が徐々に強まりだし、未の刻(午後1時~午後3時)の陽気のピークを過ぎると今度は陰気が強まりだします。
このように15時を過ぎると陰気が強まってくる時間帯になるので、その時間には陰気の強いお墓に滞在することは良くないんです。
まとめ
お墓参りと開運、いかがでしたでしょうか。
せっかくお墓参りに行くなら、正しい知識をもって、吉となるお墓参りにしたいですね。
丁寧に掃除をして、お花と線香を供えて、感謝の気持ちを伝える。
故人の方との楽しかったひとときを思い出す。
そんなゆったりとした時間をもつことは、ゆとりある人生をつくっていく上でも大切です。
開運に、ゆとりは大切。
ぜひ実践してくださいね^^
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