ストレス社会、過労死、鬱…こんな言葉が飛び交う現代。
ストレスフリーな生活をしたい、という人が増えてきています。
ですが、実はストレスは本当の意味でゼロにすることはできないんです。
しかも、ストレスを無くそうとすればするほど、ストレスを感じてしまうという事実があります。
では、どうすれば私たちはストレスに負けずに心を健康に保つことができるのでしょうか。
本当の意味で「ストレスを減らす方法」は、実は意外な方法なんです。
目次
ストレスフリーを目指すと逆効果
ストレスは必要不可欠
実は、人間がこの世に生まれてから、ストレスはゼロになったことがありません。
原始時代だって、寒さや暑さ、外敵から狙われる危険など、ストレスは常にあったんです。
なぜなら、ストレスは人間が生きていく上で、必要なものだから。
本当に何のストレスもない状態では、人間は短期間で死んでしまうとさえ言われています。
でも、ストレスで病気になったり、心を病んでしまったりするのも事実。
実は、ストレスには2種類あるんです。
良いストレスと悪いストレス
まず、ストレスには2種類あります。
良いストレスとは「自分の成長につながると感じていること」「自分で与えるストレス」です。
例えば将来どうしても野球選手になりたい。
だから朝から晩まで野球の練習をする。
食事や睡眠にも気を使う。
遊ぶ時間が少なくても我慢する。
これは、その人にとっては「ストレス」「嫌なこと」「我慢させられている」とは感じません。
良いストレスがかかっていると、副腎からDHEAというホルモンが分泌されます。
このホルモンは若返りホルモンとも呼ばれ、細胞の若返り、うつ病予防、代謝の向上などが期待されています。
一方、悪いストレスは「成長を感じないこと、他人から与えられるストレス」です。
例えば、押し付けられた仕事、タイトな期限の仕事、気の合わない同僚に付き合って飲みに行く…などなど。
悪いストレスはコルチゾールを分泌します。コルチゾールは過剰になると、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊、老化を招いてしまいます。
そして、日々のパフォーマンスも低下してしまいます。
よくストレスで鬱になる、頭痛、吐き気がする、毛が抜ける…といったことを聞きますが、これらは「悪いストレス」によるものです。
ストレスフリーはストレスが溜まる!?
ストレスをなくしたい、ストレスフリーな生活や仕事がしたい…という人、多いですよね。
私も以前はそんな仕事に憧れていました。
ですが、ストレスをなくしたい、という人は「ストレス=悪いもの」「ストレスがあると病んでしまう」と思っている人ですよね。
その状態だと、自分からストレスを与えに行こう、とは思いません。
また、完全にストレスがなくなることは生きている限りありません。
なので、ストレスをなくそう、ストレスフリーにしようと思うほど、悪いストレスがどんどん溜まっていきます。
悪いストレスを減らす方法
①自分でストレスを作り出す
人間は、一度に抱えることのできるストレスの量が決まっていると言われています。
そのため、良いストレスと悪いストレスの割合で、良いストレスをどんどん増やしていけば自然と悪いストレスが減っていきます。
バリバリ働いているのに「ストレスを感じていない人」がたまにいますが、それは自分が作り出したストレスだから。
自分の目標や成長のために、自分が選択した行動は、大変であっても「ストレスだ」という認識が薄くなります。
②自分で決められないことは意識しない
良いストレスは「自分で作り出すストレス」、悪いストレスは「他人から与えられるストレス」。
ということは、心が病んでしまうような嫌なストレスを減らすためには、
「自分で決められないこと、動かせないことには意識を向けない」
ということが大切です。
・他人からどう思われるか
・週はじめから雨でテンションが下がる
・苦手な同僚や上司
などは、自分ではどうにも出来ないこと。
ここを気にしてしまうと、自分では解決できない悪いストレスがどんどん溜まっていきます。
いつも気にしてばかりだった人(私もそうでした…)は、最初から「全然気にしない!」というのも難しいので、少しずつ練習が必要です。
少しでも出来るようになると、ストレスはグッと減りますよ^^
③個人で違う、最適なストレス発散方法
とはいえ、「良いストレス」を100%、悪いストレスをゼロにするのは、なかなかすぐには出来ません。
なので、しっかりと日頃からストレスを発散しておく必要があります。
ストレス発散方法は、個人で合う合わないがあります。
その見つけ方の一つは、「五行のエネルギー」です。
木、火、土、金、水のエネルギーで、生まれ持ったエネルギーバランスで強いところに関するものに触れたり囲まれたりすることで、癒やしを得たり、ストレスを発散することが出来ます。
なので、人に効果があったものを試してもあなたにはストレス発散にならないこともあるので、自分に合ったものを見極めましょう。
各エネルギーごとのストレス発散方法の詳細はこちらです↓
まとめ
今日は、ストレスの種類と、ストレスを減らす方法についてまとめてみました。
★ストレスには良いストレスと悪いストレスがある
★減らすべきストレスは人から与えられる「悪いストレス」
★自分で与えるストレスはストレスに感じにくい
でしたね。
そして、悪いストレスを減らす方法は
・自分でストレスを作り出す
・自分で変えられないことは意識しない
・自分にあったストレスを減らす方発散方法を知る
でした。
ぜひ、ストレスをなくそうとするのではなく、ストレスの種類に注目をして、いかに「良いストレスを増やしていくか」を意識するようにしてみてくださいね!
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