【低血圧の改善方法】食べ物と睡眠が鍵!体質を理解して改善しよう

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【低血圧の改善方法】食べ物と睡眠が鍵!体質を理解して改善しよう

高血圧ほど注目されませんが、けっこう低血圧がらみの不調を抱えている人、多いですよね。
病院では明確な原因がわからないことが多い低血圧ですが、東洋医学では体質をみるとその原因がわかります。

ぜひ、自分の低血圧の原因をチェックして、日頃の食べ物、睡眠、運動を見直して改善していきましょう!


あなたは低血圧?


低血圧の定義

高血圧は明確な基準が示されていますが、顕著な症状が出にくい低血圧には、実は明確な基準が決められていません。

世界保健機関(WHO)は世界共通の基準として、「上」の数値(収縮期血圧血圧)が100以下、下の数値(拡張期血圧)60以下を低血圧と定義しています。
上の血圧が80を下回ると症状が強く出やすい傾向があるようです。


低血圧の種類

低血圧は、大きく分けると3種類に分けることが出来ます。

①心筋梗塞・寝たきり・癌などの病気やそれによる低栄養が原因として起こる低血圧

②寝ていた状態、座っていた状態から急に起き上がったような時に一時的に脳への血液量が少なくなることが原因で起こる低血圧

③原因がはっきりせず、体質のためにおこると考えられている低血圧

低血圧の方の8~9割は、3番めの低血圧に当てはまると言われています。
今日は、この「体質によって起こっている低血圧」に対しての改善方法を見ていきます。


低血圧によって起こる症状

人にはそれぞれ「適正血圧」というものがあり、基本的に自覚症状がなく元気いっぱいであれば、血圧の数値が基準より低いからと言って、あまり気にする必要はありません。

ただ、次のような症状がある場合は、低血圧の体質が原因かもしれません。

・しっかり寝たにも関わらず朝起きるのが辛い
・朝起きてからエンジンがかかるのが遅い

・食べすぎなくても食後に眠くなる
・冷え性
・めまい、立ちくらみ
・動悸、息切れ、不整脈
・慢性的な頭痛、肩こり
・疲労感、倦怠感が抜けない

病院に行くほどではないけれど、こういう症状って辛いですよね。
「当たり前」「仕方ない」で終わらせず、しっかりと改善方法を見ていきましょう!


体質別原因と改善方法

低血圧の原因となっている体質には、いくつかに分類することが出来ます。
(体の仕組みは密接に関係しあっているため、必ずしも一つのタイプにだけ当てはまるわけではないです!)


①胃腸虚弱タイプ

【症状】
・疲れやすい、すぐ眠くなる、気力がない
・胃腸が弱い、胃もたれしやすい
・お腹がはりやすい
・下痢しやすい、または便秘
・胃下垂

栄養吸収の要である胃腸が弱っていると、食べ物を消化吸収しエネルギーを作り出す力、栄養を全身に行き渡らせる力が低下してしまいます。
ここで作り出されたエネルギーは、心臓のポンプを押して「血」を送り出すエネルギー源です。
このポンプを押すエネルギーが不足したことで、低血圧となってしまいます。

【低血圧改善の食べ物】

★胃腸を養う食べ物
山芋、じゃがいも、里芋、さつまいも、れんこん、にんじん、栗、なつめ、ピーナッツ、うるち米、もち米、真鯛、鶏肉、卵

★冷たいもの、生ものを控え、温かく消化の良い食べ物を。
★胃腸の負担になるので食べ過ぎ、飲み過ぎ、油っこい食事に注意。


②血・潤い不足タイプ

【症状】
めまいがする
痩せぎみ
口や喉がかわく
疲れやすい、足腰がだるい
便秘
乾燥肌、肌荒れ

血の元となり、体に潤いを与える「津液(しんえき)」が不足し、結果「血」も不足することで低血圧になっているタイプです。

【低血圧改善の食べ物】

★潤いを与える食べ物
豆腐、豆乳、れんこん、トマト、ゆり根、お米(お粥が特に良い)、イカ、バカ貝、豚肉、 いちご 、レモン、柿、梨、ぶどう、クコの実、はちみつ

★血を補う食べ物
なつめ、ぶどう、レンコン、大豆、タチウオ、鶏肉、卵

★血、血流を整える火のエネルギーを補う食べ物
牛肉、羊肉、マグロ、赤い食材

★潤いを奪いやすい「香辛料」や利尿作用の強いカフェインなどは控えめにしましょう。


③腎虚弱タイプ

【症状】
・肌や髪にハリ・ツヤがない
・めまい、耳鳴りや難聴
・寒がり、冷え性
・疲れやすい、足腰がだるい
・尿量が多い、尿トラブルがある
・年齢よりも老けて見られる

「腎」は生命エネルギーの源でもあります。この腎が弱ってしまうとエネルギーが不足し、血を巡らせる力が弱くなり、低血圧になってしまいます。

【低血圧改善の食べ物】

★腎を補う食べ物
なた豆、ニラ、ゴマ、クコの実、栗、サバ、イカ、エビ、鶏肉、黒豆、黒ごま、昆布、ひじき( 黒いもの、魚介類 )

★腎を弱めてしまう甘いお菓子類、冷たいものは控えめにしましょう。


共通する低血圧改善策

低血圧の体質は何タイプ日ありますが、その共通点は専門用語で「虚証」という、言わば「エネルギー不足」というタイプであること。

この体質の方に共通する低血圧改善方法は

睡眠

です!!

東洋医学でも睡眠は低血圧の原因ともなる「血や潤い不足」を改善してくれる方法です。
また、眠ることで日中の活動やストレスで消耗したエネルギーを回復することが出来ます。

しっかりと睡眠をとって、エネルギーを充電してくださいね。
睡眠の「質」も重要です。


また、適度な運動をして血流を促してあげることも大切です。
ですが、エネルギー不足の人は激しい運動をすると逆にエネルギーを消耗してしまうため、気持ち良いペースでのウォーキングなどがおすすめです。

日頃から「下半身の筋肉」を動かすように心がけましょう。

夜にしっかりと眠り、太陽の出ている時間帯(特に朝)に外を歩くことで、陰陽のエネルギーが循環し、エネルギー不足からの低血圧改善に繋がります。


まとめ

低血圧の改善方法、いかがでしたでしょうか。

体質別に低血圧の原因と、改善に役立つ食べ物、そして共通する改善策として、睡眠と運動をご紹介しました。

私も以前は上が80未満、下が40前後というかなりの低血圧でした。

もともと胃が弱い体質、血が不足しやすい体質な上に、その頃は闇雲なダイエットからのエネルギー不足、会社員とネットワークビジネスの副業での睡眠不足などが重なり、最悪な状態だったんですね。

今はお米や根菜類、肉類もしっかり食べ、しっかりと睡眠をとることで、正常な血圧に近づいています。何より、元気^^

もう慣れてるし、という方もいるかもしれませんが、原因となる体質を放置しておくと、免疫力の低下、太る原因、生理不順や生理痛、不妊といった大きな悩みに発展することも多いです。


数値にだけ囚われる必要はありませんが、もし何かしら不調を感じているならぜひ、低血圧の改善策を試してみてくださいね。

スッキリと元気で活力に溢れた体を目指しましょう!

主に女性を対象とした四柱推命鑑定士。 和風水コンサルティングで 学んだ風水や陰陽五行の知識、そして自分が悩んだ経験を活かし 、悩める女性のサポートを行っています。 伝統風水師の嫁として、メディアで流行っているものではなく、「本物の」風水・四柱推命の知識をもとに発信しています。 詳しいプロフィール・ストーリーは、こちら♪

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