つわりの時って、吐き気で食べられなくなったり、眠気が酷かったり…辛いですよね。
レベルは様々ですが、ほとんどの妊婦さんがつわりを経験しているといいます。
そもそもなぜ「つわり」なんてものがあるのでしょうか?
原因がわかれば、対策がとれるのでは?
今日は、つわりが何のためにあるのか、対策はあるのかをみていきたいと思います。
目次
そもそもつわりの原因は?
実は、つわりの原因って、これだけ医学が進歩していても西洋医学では明確には特定されていないんです。
西洋医学では、つわりの原因として、大きく2つの説があります。
原因①ホルモンの影響
受精卵が着床後に「絨毛性ゴナドトロピン」(かみそう…笑)というホルモンが胎盤から分泌されるのですが、これによって嘔吐中枢が刺激されて、私たち母体の体が適応できなくて、つわりが起こるという説があります。
原因② 体が抵抗している
もう一つの説は、妊娠初期の体はまだ受精卵や胎児を、異物として認識してしまうのではないかという説です。
妊娠初期段階の体が、体内に何かが入ってきた!と反応している、一種のアレルギー反応としてつわりが出るとも言われています。
他にも、
妊娠によって変化した体質を戻そうとする反応によってつわりが引き起こされている
基本的に安定期に入る前に終わることから、今は体を休めていなさいというサインだ
という説もあります。
東洋医学でみるつわりの原因
東洋医学では、体は気血水(きけつすい)という3つの要素のバランスと循環で成り立っているとされています。
気血水とは、
気:エネルギー
血:血液(体中に栄養などを届ける)
水:リンパなどを含む全水分
です。気血水の詳細はこちらに書いています♪
これらがお互いにバランスがとれていて、スムーズに体の中を循環していることが、健康の条件です。
妊娠をすると、 エネルギーや血液が子宮や赤ちゃんに注がれたりと様々な変化があることで、このバランスが崩れます。
このバランスの崩れ方や度合いによって、つわりの原因が人によって微妙に違ってきます。
なので、自分がどのタイプなのかを知ることも大切です。
つわりタイプ①胃腸が弱い、冷えタイプ
【よくみられる症状】
疲れて寝込んでしまう、手足がだるい、めまいがする、嘔吐が頻繁で、胃液が薄く、塩味
みかんは、体も冷やしにくいですし、気の巡りをよくしてくれたり、余分な水分を取り除いてくれる効果もあり、オススメです。
適量であれば、良い水分補給にもなります。
つわりタイプ②肝熱によるタイプ
【よくみられる症状】
怒りっぽい、ゲップがよく出る、胃酸が多い、嘔吐の際に胃酸が強い
肝が熱っぽくなると気が通常とは逆に昇ってしまい、脾胃にも影響します。するとむかつきや嘔吐などの症状が出てきます。
このタイプの人は、キウイフルーツやレモンをとると、熱を収め、むかつきを解消する効果があります。
あまりイライラしないように心がけることも大切です。
つわりタイプ③気滞によるタイプ
【よくみられる症状】
食欲不振、むかつき、イライラ、胸が苦しい
このタイプの人は、イライラしたり、くよくよしたりすると嘔吐しやすくなります。
リラックスすることで、上がってきてしまっていた胃の気が収まり、楽になります。
辛いとストレスがたまりがちですが、できるだけ好きなことをしてストレスを溜めないようにしましょう。
このタイプの人は新鮮なレモンを絞ったジュースなどがオススメ。イライラを解消して、つわりを軽減してくれる効果があります。
(レモンはかなり酸っぱいので、とりすぎには注意!胃の負担になります。)
いずれも、無理のない範囲で、食べられる、飲めるようなら少しずつとりいれてみましょう^^
また、一番のオススメは鍼灸や漢方薬局で自分の体の状態にあった施術、処方をしてもらうこと。
体質は、複雑な場合もあるので、なかなか自分ではわからないこともありますよね。
また、嘔吐が止まらない、水分もとれないという場合は病院にいって点滴などで栄養や水分を補充してもらうようにしましょう。
つわり中は無理をしないのが第一です!
自分を大切に、ちょっと甘やかすくらいで大丈夫ですよ^^
【和風水セミナー@大阪・京都】
四柱推命って何?風水って何?
私はどう活用したら良いの?
そんな疑問にお答えする、一般公開セミナー大阪・京都にてやってます♪
講師をつとめるのは伝統風水師である夫ですが、私もおります^^
また、全国どこからでも受けられるWEBセミナーもあります!
★★詳細はこちら★★