専業主婦の割合は、今どんどん少なくなっています。
その中で、専業主婦の方が肩身が狭い思いをいていたり、劣等感・罪悪感を感じている、という人がけっこう多いようです。
この劣等感はなぜ生まれるのでしょうか。
また、どうしたら解消されるのでしょうか。
目次
専業主婦の割合
実際、専業主婦と共働き兼業主婦の割合は、どうなっているのでしょうか。
厚生労働省の平成30年「厚生労働白書」等によると、専業主婦の世帯は約33%。
対して1980年頃は専業主婦の割合は約65%で、1995年頃を境に、専業主婦と共働きの割合が反転しているそうです。
また、こんな調査もあります。
ワタベウェディングが働く女性507人(既婚221人、未婚286人)にインターネット調査を行ったところ、9割の女性が働くことに意欲をもっているそうです。↓
「結婚しても働きたいですか?」という問いについて、全体で89.2%の女性が「はい」と答えました。
https://www.watabe-wedding.co.jp/company/press/info/detail.html?press_id=383
「あなたが働く理由はなんですか?」という問いについて、
1位「自分や家族の生活のため」40.8%、
2位「仕事を通じてやりがいや達成感を得るため」29.2%、
3位は「楽しいから」7.1%
と続きます。
やっぱり、どんどん共働き夫婦が増えているようですね…
専業主婦は何に劣等感を感じている?
どんどん少なくなっている専業主婦。
そんな専業主婦の方が抱く劣等感には、次のようなものがあるようです。
・外で働く女性が輝いて見える
・暇、楽だと思われてそう
・空いた時間にテレビなんかを見ていたりすると兼業主婦との差を感じる
・社会との繋がりがない
・夫に養ってもらっているという引け目がある
などなど。
そして、専業主婦の6割近くが罪悪感や、後ろめたさ・劣等感を感じているそうなんです。
心のどこかに引け目や劣等感を持っているから、それが誰かの言葉によって刺激されることで、気にしてしまったり、傷ついてしまったりするんですよね。
実は昔の私も、「専業主婦は働いていない、ただ家事をしているだけ」という感覚をどこかで持っていたので、専業主婦になりたくなかったんです。
だからこの悩み、とてもよくわかります。
あの時のまま今の生活をしていたら、あの時のまま産休に入ったりして会社に行かなくなっていたら、同じような劣等感を抱えて、悶々としていたと思います。
でも専業主婦の実際は、特に子育てがあったりすると自分の時間なんてあまり取れないですし、外注したら、けっこうな費用がかかる、立派な仕事。
日中誰にもアドバイスを求めることもできず、孤独で頑張っている、それが専業主婦なんですよね。
劣等感を取り去るには
①女性の役割を知る
女性には女性の、男性には男性の役割があります。
風水・四柱推命では、陰陽を基本に考えます。
この世界にあるものや概念は基本的に全て、陰陽の法則に当てはめることができるんです。
陰陽で考えると、女性は陰、男性は陽。
なので、女性は陰の性質のことが得意です。
例えば、内を守る。整える。子供を(手取り足取り)育てる。夫が稼いできたお金を使って家庭をやりくりする。
これが、女性の役割。
これに対して男性の得意分野は、外から家庭を守る。闘う。子供に背中を見せる、お金を稼いでくる。
これが、男性の役割です。
こんなふうに、女性は陰の性質を使い、男性は陽の性質を使うことで陰陽のエネルギーが循環し、お互いのエネルギーが生み出され、その夫婦、家庭はうまくまわっていきます。
陰と陽は、両方なくてはならないから。
陰陽の法則では、陰の影響力の方が強く、陰が陽を生み出す力の方が大きいです。
だから、女性が家で頑張ることで、男性の稼ぐ力が湧いてくるんです。
男性は、家や奥さんからエネルギーを充電しているんですね。
こういったことが腑に落ちると、家庭を守ることを本業をする専業主婦というのは、とても立派な仕事だと思えるようになってきます。
夫婦二人で、この家の幸せを築いているんだ、という感覚になってきます。
②陰陽の法則を知る
先程も出てきた陰陽ですが、もう一つ専業主婦、共働きに関する陰陽で知っておいてほしいことがあります。
それは、「陰」のほうが影響はとても強いですが、一見目立つのは「陽」だということ。
つまり「陰=内を守る専業主婦、陽=外で働く兼業主婦」を見比べると、どうしても外で働く女性の方がキラキラ輝いて、カッコよく見えたり、目立った存在として認識されやすいということなんです。
これは、ただ「陽の要素を持つ」からです。
それに加えて、今の国の政策として女性を外で働くようにすすめるため、「輝く女性」「活躍する女性」として、外で働く女性ばかりを取り上げます。
これが、専業主婦の人が劣等感を抱いてしまう原因にもなっています。
ですが、本当に夫や家庭の幸せにに対して影響力を持っているのは、内を守る女性です。
ぜひ、一見目立ってしまう外で働く女性や、社会の政策に惑わされず、陰陽の法則を知ってほしいと思います。
③人と比べない
劣等感を抱いてしまいやすい人は、自分と周りを比べてしまいやすい人。
私もそうだから、よくわかります。
四柱推命でいうと、土のエネルギーが強い人などは、人と必要以上に比べて思い悩んでしまいがち。
そういうタイプの人は、「自分が心からやりたいこと、幸せ!と思えること」で、自分を満たすことからはじめてみましょう。
これは、四柱推命でもよく使う、感情のコントロール方法です。
喜びの感情は、怨み(人と比べてしまう感情)を抑えてくれます。
④自信、芯を育てる
自分の選んだ道、やっていることに自信があれば、周りの声に惑わされて劣等感を抱くことは断然少なくなります。
自分のことよりも周りを気にしてしまう、という人は自分に自信がなかったり、芯が持てずにぶれてしまっていることが原因です。
自信や芯を育てるための一つの方法は「知識」を入れることです。
図の中で「印綬」というエネルギーは「自分」つまり自信や芯を生み出してくれるもの。
この印綬は「知識やスキル」を意味します。
そこでおすすめなのが、それこそ陰陽の知識、男女の役割といった、今の社会の流れや西洋文化に惑わされない正しい知識を、自分の成長のために入れてみてほしいなと思います。
最後に
専業主婦に劣等感を感じる人に向けて、その対処法を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
あとは、エネルギーが不足していると自分に自信が持ちにくかったり、周りの声に過剰に反応してしまうこともあります。
エネルギーを下げないためにも、ちゃんと睡眠をとったり、ごはんをしっかり食べたり、正しいパワースポットに行くことで、エネルギーを充電しましょう^^
そして、なんと言ってもきちんと男女の役割を知ること。
陰陽の法則を知ること。
私も和風水でこの知識を学んで、自分の中で腑に落ちてから、専業主婦に対する考え方がガラッと変わりました。
正社員で働いていましたが、今は少し自営業の夫の手伝いやブログを書いたりしていますが、基本的に専業主婦。
自分の女性としての役割を、しっかり果たしたいなと思っています^^
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