産後の便秘解消!便秘になる原因と対策を東洋医学で知ろう

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産後の便秘解消!便秘になる原因と対策を東洋医学で知ろう

産後には様々な体の変化がありますが、その中の一つで多くの女性を悩ませるのが、便秘。

出産後4~5日は出産時のエネルギーや血液の消耗により、ほとんどの方に起こります。

ですが、その後も便秘が続くという場合は出産後の便秘解消の対策をしていきましょう!


産後の便秘の原因

東洋医学の視点から産後の便秘の原因をみると、下記のようなことが挙げられます。


①気血水の不足

東洋医学では、体の機能や健康を維持する重要な要素が「気」「血」「水」と考えます。

気は生命維持や各器官を正常に保ったり、活力を生み出すエネルギー。
血(けつ)は栄養など必要なものを体の隅々まで運ぶもの。
水(すい)は津液とも呼ばれ、汗や涙、リンパや細胞液などの水分。

これら3つはお互いに密接に関係しあっています。

出産時には出血や疲労により気血水が急速に減少する状態となり、潤いが不足する状態となります。

また、母乳をあげている方は、母乳の材料は血液ですので、気血水の「血」「水」が通常より不足しやすくなります。

こうしたことが原因で、腸粘膜の潤いも少なくなってしまい、便秘になりやすくなります。


気血水の詳細はこちら↓


②気の不足による蠕動運動の低下

産後はなんと言っても「気」の不足が激しくなります。

出産自体でも消耗するのはもちろんですが、慣れない育児などで常に気を使っている状態。

「気」は文字通り、使うと消耗します。

産後のように通常時よりも気の消耗が激しく、回復が追いついていないと、どんどん気が不足してしまいます。

便を出すためには腸の蠕動運動が不可欠になりますが、体のエネルギーである気が不足した状態では、この腸の動きも弱くなってしまいます。


③陰の不足による潤い不足

気血水の水も水分ですが、もう一つの潤いの概念として陰陽の「陰」があります。

人間は陰と陽のバランスがとれていることが大切。

ですが、産後は夜中も授乳のために頻繁に起きる必要があるため、どうしても睡眠が不足し、陰の補充に大切な睡眠が不足してしまいます。

この陰の不足による潤い不足によって、腸の潤いも低下し、便が硬くなるなどするため、便秘になってしまいます。


産後の便秘解消法

①睡眠・休息

睡眠は私達が考えている以上に、気血水や陰の不足を補い回復させるための重要な手段です。

でも子育て中は、私もそうでしたが、実際まとまった睡眠をとるのって、難しいですよね。

子供が寝た時には、やっておきたいことが色々あるかもしれません。

ですが、産褥期と言われる産後2ヶ月くらいは特に、子供が寝ているときくらいは自分の体を休めて回復することを最優先に考えてあげてください。

そのほうが、後々元気に動けるようになりますよ^^

また、眠れなくても、活動を止めて横になって体を休めるだけでも「気」の消耗を止めることができますよ。


②胃腸機能の回復

胃腸は、食べたものから「気」「血」「水」を作り出すために欠かせないシステムです。

その胃腸がもともと弱い人はもちろんですが、妊娠中や産後は体に熱がこもりやすくなるため、冷たいものを多くとったり、ストレスから甘いものや脂っこいものを食べる過ぎることで胃腸が弱ってしまうことがあります。

そうすると、気血水を作り出す要となる胃腸の力が弱ってしまいます。

胃の調子が悪くなりやすい、ストレスが胃に来やすい、食べすぎる、冷たいものが好き、という方は便秘改善のために胃腸を労るようにしましょう。

・冷たいものは控える
・よく噛んで食べる
・脂っこいもの、味の濃いものなどばかり食べない
・食べすぎ、飲みすぎに注意


③気血水の源になる食べ物

基本的には、バランスの良い食事が大切です。

産後は子供のお世話に時間をとられて、なかなかバランスの良い食事を意識することは難しい時期があるかもしれません。

毎食である必要はないので、一日の中や数日間でバランスをとるように意識してみましょう。

また、気血水のもととなる食べ物を載せておきますので、ぜひ意識的に取り入れるようにしてみましょう!

【胃腸を元気にする、気を補う食べ物】
山芋、じゃがいも、里芋、さつまいも、れんこん、にんじん、キャベツ、栗、棗(なつめ)、ピーナッツ、ぶどう、さくらんぼ、桃、お米、真鯛、鮭、鶏肉、羊肉、牛肉

【血を補う、造血作用のある食べ物】
ぶどう、レーズン、れんこん、ごま、なつめ、大豆、鶏肉、卵、タコ、タチウオ、ほうれん草

潤いを補う食べ物
豆腐、豆乳、れんこん、トマト、ゆり根、お米、イカ、バカ貝、豚肉、 いちご 、レモン、柿、梨、ぶどう、クコの実、はちみつ

また、水分は飲料水としてガブガブ飲みすぎると、かえって胃腸の機能を弱めてしまいます。
水分は基本的に食べ物からとるようにし、飲水は、喉が少し乾いたかな?という時にちょこちょこ補給するようにしましょう。

【手軽に気血を補うおすすめおやつ♪】


まとめ

産後の便秘の原因と解消方法、いかがでしたでしょうか。

どうしてもの場合は薬を飲むのも手ですが、できれば体の力を高めて、自然に出したいですよね。


また、今日紹介した他にも、運動不足や骨盤のゆがみ、出産時の傷でいきむのが怖い、といった様々な理由が便秘を招いていると考えられます。

ですが、今日挙げたような睡眠、休息、食べ物に気を使うことで、気血水や陰陽のバランスが整いやすくなり、便秘の他にも様々な悩み(産後鬱、母乳、体調不良など)も改善する可能性が高くなります。

ぜひ、少しずつで良いので取り入れてみてくださいね。

後回しにしがちな自分のケアですが、お母さんが元気でいることが、子供の元気にもつながりますよ^^

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京都在住、女性メインの四柱推命鑑定士。 伝統風水師の嫁。 風水、陰陽五行の学びや心理学、自分の経験を活かして 悩める女性のサポートを行っています。 詳しいプロフィール・ストーリーは、こちら♪
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