食後眠い理由。だるい猛烈な眠気の対策は普段の食事も鍵!

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食後眠い理由。だるい猛烈な眠気の対策は普段の食事も鍵!

ご飯を食べると猛烈に眠い、ランチの後はひどい眠気やだるさで仕事がはかどらない…そう悩んでいる人はけっこう多いです。

その時食べたものや食べ方などにも原因があるのですが、体質的に食後眠くなりやすい人や、普段の食生活などが理由で食後に眠くなっている場合も多いです。

今日は、東洋医学的な理由も交えながら、食後に猛烈に眠くならないための対策を見ていきましょう!


食後に眠くなる理由~西洋医学編~

①血糖値の急激な変化

ご飯を食べると、血糖値が上がります。
すると正常な量まで血糖値を下げようとインスリンというホルモンが分泌されます。

普通ならインスリンによって2時間ほどかけてゆるやかに血糖値はもとに戻ります。
ですが、血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌され、血糖値が急降下します。
そのため低血糖状態になり、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足し、猛烈な眠気を引き起こしてしまいます。


②オレキシンの分泌量変化

脳を活発に働かす物質の1つに「オレキシン」という物質があります。
オレキシンとは、人間の食欲を刺激して覚醒させ、食べ物を得るための行動を促す働きがあるホルモンです。

動物が空腹になると餌を探し始める、狩りをするという本能はこのオレキシンの働きが大きいです。

つまり、オレキシンが分泌されている間は覚醒し、少なくなると眠くなります。

オレキシンは空腹時の血糖値が低い状態で活性化し、満腹になって血糖値が高くなると分泌が少なくなるため、眠くなります。


③副交感神経

食事をすると血糖値が上がり、「交感神経」が活発になります。
交感神経は、いわば活動するための戦闘モードの神経。
そして、血糖値が上がり切ると、血糖値は下がりはじめ、「副交感神経」が活発になります。
副交感神経はゆったりとしたリラックスモードの神経のため、食後しばらくすると眠くなってしまいます。


食後に眠くなる理由~東洋医学編~

脾・胃の弱り

食後に眠くなる理由は、東洋医学では「脾虚」が原因と考えます。

脾虚とは、脾や胃腸が弱っている状態。

脾や胃腸は「食べたものを消化吸収し、気(エネルギー)や血として全身へ送り出し、水分代謝を調整する」という役割をもちます。

この脾・胃が弱ってしまうと気や血を十分に作り出すことができず、不足した状態になってしまいます。


そして食事をすると、消化吸収のために「気」が脾胃に集まります。

通常であれば問題ありませんが、気が不足している体では、脳や筋肉などの他の器官からも気を総動員してきます。

すると、筋肉や脳には気や血が足りなくなり、猛烈な眠気、だるさなどが生じてしまうんです。


食後の眠気対策

西洋医学的な「食後に眠くなる理由」を見るとわかるように、食べると眠くなるというのは、生物として多少仕方のないこと。

ですが、仕事が手につかないほど眠い、だるくて仕方がないというのは問題です。

そのような場合は、

・食べすぎている
・胃に負担をかける食べ方をしている
・脾、胃が弱っている

ということが原因です。

そこでポイントとなるのは食べ方です。

★食べる順番

空腹時にご飯や麺などの炭水化物をいきなり食べると、糖の吸収が激しくなってしまいやすいです。
そのため、まずは野菜や海藻類から食べるといった食べ順を意識してみましょう。


★食間をあけすぎない

空腹の時間が長すぎると、体が飢餓モードになり、次に入ってきた食事から一生懸命糖分を取り込もうとします。
そのため、血糖値の急上昇が起きやすくなってしまいます。

軽くでも朝食を食べたり、適度な間食をとることで血糖値の上昇を緩やかにすることができます。


★食後に軽い運動

食べた後はゆっくりしたい、一眠りしたい、と思いがちですが、軽く運動をしてみてください。

食後15分は血糖値が一番上がる時間ですが、この間に体を動かすことで血行が良くなり、胃に血液が集中するのを防ぎ、糖の吸収が緩やかになるとされています。

実際、東洋医学の養生でも食後に足踏みをする程度の軽い運動は良いとされています

あくまでも軽い運動でOK。

食後に散歩がてらコーヒーを買いに行ったり、無理な場合でも3分間足踏みをする、など工夫をしてみてくださいね。


★胃に負担をかけない食べ方

脾・胃が弱っている、弱りやすい方は、普段から食事の仕方、内容を見直す必要があります。

次のような脾・胃に負担がかかる食べ方をしていませんか?

・食べすぎている
・水分をとりすぎている(脾胃は湿が苦手です)
・冷たいもの、生ものをよく食べる、飲む
・脂っこいものなど消化に悪いものが多い
・よく噛まない、早食い

こういった食事のしかたを続けていると、気(エネルギー)がしっかりと生み出せず、食事内容や量に関わらず、普段から疲れやすい、だるい、やる気が出ない、いつも眠い、といったことになってしまいます。

普段から胃の調子が悪くなりやすい、むくみやすい、疲れやすい、肌色が黄色っぽいという方は、胃に負担がかかっている可能性が高いです。

こうなってしまうと一回の食事内容を気をつけただけでは改善されないので、普段の食事から脾・胃にやさしい食事を心がけてくださいね。


★睡眠時間、質を見直す

もちろん、これらの対策はしっかりと睡眠がとれていることが前提です。

十分に寝ているつもりでも、自分は他の人よりも長い睡眠時間が必要だったという場合もあります。

また、睡眠時間が長くても、睡眠の質が良くないと日中に眠くなりやすいため、睡眠や睡眠環境を見直すことも大切です。


まとめ

食後に猛烈に眠い理由と対策、いかがでしたでしょうか。

食後に多少眠気を感じるのは仕方のないことですが、どうにもならないほどの猛烈な眠気やだるさを感じてしまう場合は、食べ方や量、普段の食事内容を見直してみてくださいね。

私も以前会社員だった時代、昼食後に猛烈に眠くなって、とても仕事どころではありませんでした。

なので、昼ごはんを食べずに昼寝をして昼からの仕事にのぞむ、という生活をしていました。

その後、食事内容や睡眠を改善していったところ、食後にそこまで猛烈な眠気に襲われることはなくなりました。

また、血糖値の乱高下を繰り返すことや脾・胃が弱った状態でエネルギー不足が続くことは他の不調や病気にもつながります。

食後の眠気だけでなく、様々な不調や病気を防ぐことにつながるので、ぜひ実践してみてくださいね。

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京都在住、女性メインの四柱推命鑑定士。 伝統風水師の嫁。 風水、陰陽五行の学びや心理学、自分の経験を活かして 悩める女性のサポートを行っています。 詳しいプロフィール・ストーリーは、こちら♪
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