芸能人では佐藤健さんや嵐の相葉雅紀さん、お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之さんなどが気胸になった過去があるというのは、ファンの方には有名な事実かもしれません。
気胸は「イケメン病」とも言われていますが、なぜイケメンに多いとされているのでしょうか。
実は、四柱推命の命式をみると、なんとなく原因が見えてきます。
今日は、イケメン病と呼ばれる気胸と四柱推命の命式の関係について、有名人の方を例にして解説していきたいと思います!
目次
イケメン病、気胸とは?
まず、気胸とはどんな病気なのでしょうか。
気胸とは
ドクターズ・ファイル
何らかの原因で肺に穴が開き、空気が漏れ、肺が委縮してしまった状態のこと。
肺の委縮は、肺から空気が漏れることと、漏れ出た空気が肺を圧迫することで起こる。
気胸の種類はいくつかあり、はっきりとした理由が見当たらない「特発性自然気胸」、間質性肺炎や肺気腫など肺疾患に併発する「続発性自然気胸」、交通事故の刺し傷などがきっかけで起きる「外傷性気胸」、子宮内膜症と関わりがある「月経随伴性気胸」などがある。
多いのは特発性自然気胸で、10~30代の痩せ型の男性によく見られる。
一番多いとされる自然気胸の原因は明確には分かっていないようで、若い男性、背の高い男性に多いことから「イケメン病」と呼ばれているようです。
確かに、気胸になったことのある有名人をみても、
・俳優の佐藤健さん
・嵐の相葉雅紀さん
・ナインティナインの矢部浩之さん
・サッカー選手の長友佑都さん
・俳優の白洲迅さん
・元NEWSのメンバーで俳優の内博貴さん
確かにいわゆる「イケメン」ですよね!
では、なぜイケメンの人が多くなるのでしょうか。
なぜイケメンが多いのか
医学的には、若い気胸の患者さんには「男性・長身・やせ型」の人が多いことから、
・体質的に肺の表面を覆っている胸膜が弱いため発症する
・体の急激な成長に肺の成長がついてこれなかったため
といったことが原因ではないかと言われています。
(どれも確証はないようです)
ということで今日は、四柱推命的観点から気胸を見ていきたいと思います。
実は四柱推命の命式を見ると、その人の性格や価値観、得意不得意などはもちろんですが、「体質」「体の弱い部分、強い部分」も分かってしまうんです。
気胸は「肺」に関する病気でしたよね。
肺は五行(木火土金水)でいうと「金」に属します。
この金の五行が自分の本質として持っている、または金の五行がとても強いという場合、その人の「外見」にも金の要素が表れやすくなります。
金の外見的要素とは、ずばり「イケメン」!!
金は「貴金属」「装飾品」「刀」といった意味を持つため「美」というイメージを生み出します。
そのため、金を本質に持っている人や金のエネルギーが強い人はイケメンや美女が多く、美意識が高い人が多いです。
そして、金のエネルギーが強まりすぎたり、回ってくる運の流れの影響などで攻撃されたりすると、金に属している肺も影響を受けやすくなります。
そのため、金に特徴のある命式を持っている人は、ほかの人よりも金に属する臓器である肺の病気として気胸になる確率が高くなってくる、というわけです。
こうして、イケメンの人が気胸になる確率が高くなっている、というわけです。
気胸になった芸能人の命式
では、実際にイケメン病=気胸になった芸能人の命式をいくつか見ていきましょう!
①佐藤健さん
佐藤健さんの生年月日は1989年3月21日。
命式をみると、下記のようになります。
命式をみると、庚、つまり金の五行が本質となっています。
さすが、「ザ・イケメン」ですね!
この命式をみると、金の五行はそれほど強くありません。
佐藤健さんが気胸になったのは18歳の2007年(丁亥年)、20歳の2009年(己丑年)です。
そして大運(10年ごとの運)はこの時「乙丑」にあたります。
乙は命式の庚と「合」といって結びつきが強くなり、金のエネルギーを弱めてしまっています。
さらに、特に2007年は丁亥年のため、金のエネルギーを弱める火のエネルギーと水のエネルギーが強まるため、佐藤健さんにとって金の臓器、肺にトラブルを起こしやすい時期だったといえます。
②相葉雅紀さん
相葉くんの生年月日は1982年12月24日。
命式をみると、下記のようになります。
相葉くんも金が本質となっています。
そして、命式中の五行のエネルギーバランスをみると、金のエネルギーはけっこう弱いです。
そのため、金の臓器である肺にはトラブルを生じやすくなってきます。
実際、相葉君が気胸を発症した2002年と2011年は金のエネルギーがさらに弱まりやすくなる時期でした。
(詳しくはこち→【嵐】相葉雅紀さんを四柱推命で分析!~性格・体質・今後について~に書いています!)
③矢部浩之さん
お笑いコンビ、ナインティナインの矢部浩之さんの生年月日は1971年10月23日。
彼の命式を見ると、こんな感じ。
彼もまた、本質が「金」の人。
矢部さんは、金のエネルギーが強いタイプの人ですね。
矢部さんが肺気胸で入院をしたのは2012年9月。
2012年は壬辰年。
土のエネルギーが強まり、金のエネルギーを強めています。
さらに9月は酉月で金のエネルギーが強まる月。
こういったことが重なり、金のエネルギーがかなり強まったタイミングで肺気胸になっています。
五行のエネルギーはバランスが大切で、強すぎてもトラブルになってしまいます。
特にもともと金のエネルギーが強い矢部さんにとって金は忌神といって良くないエネルギーとなります。
そのため、金のエネルギーが強まったこの時期に症状が出てきてしまったと考えられます。
まとめ
気胸はなぜイケメン病と言われるほどイケメンに多い病気なのか、について四柱推命の命式から読み解いていきましたが、いかがでしたでしょうか。
体質や内臓や体内システムの弱さ強さは、必ず命式に現れてきます。
自分はどの部分に不調が出てきやすいのかをあらかじめ知っておくことで、普段から食べ物や生活習慣などに気を付けて予防することが可能になります。
ぜひ、自分の体は自分で守ってあげたいですね!
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