よく「玄関に水槽を置くと良い」「水槽を置くと運気が上がる」などという風水情報を見かけます。
ですが、運気を上げるために安易に水槽を使うのは、ちょっと危険。
正しく使わないと、逆効果になってしまうことがあるんです!
目次
風水での水槽の効果
よく、神社ななどには前に池があったりしますよね。
風水で水槽を置く意味は、川や池といった「水の流れ」を自分の家の敷地内に作り出すことになります。
水の流れは、陽のエネルギーを活性化させると言われています。
なので、その場所のエネルギーを活性化させるために水槽を置くという風水の技術があるんです。
財運アップにも、よく水槽が使われます。
水槽は吉と凶は区別できない
ここで気をつけておきたいのは、水槽が活性化させるエネルギーは「吉も凶も選ばない」ということ。
家の中は、もちろん良くない凶のエネルギーの場所、吉となる良いエネルギーの場所があります。
だから水槽を置く場所によっては、凶のエネルギーを活性化させてしまうことになりかねないんです。
安易に水槽を置いて、知らない間に凶のエネルギーを強めてしまっていたら、恐ろしいですよね…。
水槽を置くかどうか迷ったら…
伝統風水では「趨吉避凶」という考え方をベースにしています。
趨吉避凶とは、
「凶を避け続ければ、自然と吉に赴く」
ということ。
吉をとるために、ご利益を得るために何かをするよりも、凶を避けるほうが大事だよ、ということですね。
陰陽の法則で考えても、吉の影響よりも凶の影響のほうが、強いんです。
だから
水槽を置きたければ、きちんとした風水師に風水を観てもらう。
置く場所が分からなければ置かない!
ということをおすすめします。
ちなみに玄関ならOK、方角はこっちならOK、という一般的なことは本来の風水では言えないんです。
その家ごとに違うんですよね。
私達のお客様の中にも、水槽を撤去したことで下がっていた運気が回復した、という実例は多々あります。
水槽の効果の良い例
世界で活躍されているレイモンド・ローという風水師さんがいます。
多くの有名な商業施設なども鑑定されている方なのですが、その一つに「ペニンシュラホテル」があります。
『ペニンシュラ香港』には入り口に水槽よりも規模の大きい「噴水」が設置されています。
この噴水は吉エネルギーを活性化させるための置き場所が緻密に計算されているので、ホテルの実績もとても良いですよね。
水槽の効果の悪い例
以前、風水師の夫の元に、東京のアクアリウムレンタル会社から、「『水槽を置くと運気が上がる』という話で、風水師としてプロデュースして欲しい」という問い合わせがあったそうです。
夫は、水槽を置くことが全ての人、全ての家にとって良いこととは限らないということを説明し断ったんですね。
数ヵ月後に、そのアクアリウムレンタル会社のHPを見ると『玄関に水槽を置くと運気爆発!』という文言で、イベントが組まれていたそうです。
別の風水師がプロデュースをしたようです。
そのレンタル会社は、もうありません。
多くの人に、不幸をばらまいてしまった結果が返ってきたんでしょうね…。
既に水槽を置いている場合は…
これを読んで、「え!もう置いちゃった!」という方へ。
正しい場所がわからないうちは一番良いのは一度水槽を撤去することですが、魚などを飼っている場合は簡単には撤去できないですよね。
その場合は
・きちんとした風水師に鑑定してもらう
・置き場所を変えて一ヶ月ほど様子を見てみる
※置き場所としては寝室は避ける
といったことをしてみてくださいね。
まとめ
水槽を置くことの風水的意味、置き場所によっては危険があるということを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
運気を上げたい、財運を上げたいといった理由で簡単に水槽を設置してしまうのは、危険な場合もありますので、本気で運を上げたい、何か現状を改善したいという場合は、きちんとした伝統風水をわかっている風水師に鑑定を依頼してくださいね^^
風水が正しく使われて、より良い人生に貢献できることを願っています^^
夫のブログより↓
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