子供を望んでいる人にとっては無視することのできない「妊娠力」。
世の中には様々な「妊娠に良いとされるもの」の情報が溢れていますが、実は根本的な部分は、人によって違うんです。
まず、自分の体が今どういう状態なのかを知るのが先決。
妊娠力が低い人は、まず原因となっている部分を知らないと前へ進むことができません。
「妊娠しにくい人」の特徴は
①食神のエネルギーが弱い
②水のエネルギーが弱い
③気血水に滞りや不足がある
④運が低迷している
⑤家、寝室の風水が悪い
でした。
<妊娠しにくい体質&性質。そこを改善しないまま頑張ってもダメ。>より。
解決方法は、万人共通ではありません。
あなたに合った方法を見つけて実践していきましょう!
今日は「③気血水の滞り」のうち「水」が不足しているという人へ、妊娠力を高める対策を書いていきたいと思います!
目次
気血水の「水」とは?
気血水の水とは「津液(しんえき)」のことを指します。
津液とは、陰陽でいうと陰の性質をもち、血以外の内・外分泌液や体液(汗、唾液、涙、鼻水、関節の滑液、髄液、細胞液、リンパなど)をまとめて津液といいます。
この津液が不足すると、乾燥状態になり、
- 乾燥肌
- 目が乾燥する
- 口が渇く
- 空咳がでる
- 微熱
- 手足がほてる
- イライラする
- 舌が赤い
- 月経不順
- 月経量が多い
などの症状が出やすくなります。
実はこの津液の不足は、ただ単に水を飲めば解決!というわけではないんです。
飲食物中の水分を消化吸収することによって、私たちの身体に必要な形にして身体を潤すものなので、この力が不足していると「水不足」になってしまいます。
水が不足している陰虚タイプの対策
人は陰と陽から成り立っていて、陰と陽は変化しながらもシーソーのようにバランスを保っているのが正常な状態です。
この陰が不足してしまうと相対的に陽が過剰となってしまいます。
シーソーが片方に傾いたままの状態ですね。
そうすると、体を潤す働きが弱くなり、過剰となった陽気によって微熱が出やすくなったり口が渇く、精神不安、イライラする、肌が乾燥するなどの症状が起こってきます。
そこで、気血水の水が不足している体質を「陰虚」と呼びます。
この陰陽のバランスが崩れた状態が進行すると、不妊につながってしまいます。
ただの潤い不足と侮らないでくださいね!
この陰虚タイプの人が妊娠力を高める方法を見ていきましょう!
①体を潤す食べ物を食べる
この体質の方は、体を潤す食べ物を積極的に取り入れてみてください。
代表的なものは
豆腐、豆乳、れんこん、トマト、ゆり根、お米(お粥が特にGood)、イカ、バカ貝、豚肉、 いちご 、レモン、柿、梨、ぶどう、クコの実、はちみつ
です。
逆に
・香辛料(カレー、唐辛子、カラシ、胡椒)
・粗い食物繊維(ごぼう、たけのこ)
・利尿作用の強いもの
などは陰分を損なってしまうので、控えめにするようにしましょう。
水分はこまめに、水を少しずつとるように心がけるのと、野菜や果物からたっぷり良質の水分をとるようにしてみましょう。
②睡眠
気虚、血虚でも重用だと書きましたが、陰虚の場合も睡眠がとっても重要です。
長期的な睡眠不足は陰虚の大きな一因となります。
睡眠は「陰」を補うのにとても大切。とくに夜に寝ることが大切です。
夜はできるだけ早めに寝るようにしてくださいね。
③陰を消耗しない・陽を過剰にしない
陰を消耗してしまう、または陽が過剰になってしまう要素としてよくあるのが
・イライラしたり不安になることで自分を追い込んでしまい心労が重なる
・極度のポジティブ思考で動き回りすぎている
といったことが挙げられます。
ポジティブ思考が良いとされがちな世の中ですが、ポジティブだけでは人間はバランスがとれません。人間には陰も必要なんですね。
大切なのは、バランス。
また、必要以上にイライラしたりクヨクヨ思い悩んでしまいやすい人も陰虚になりやすいです。
広い視野を持てるようにしたり、ゆっくりとぶらぶら散歩をしたりすることで、そういった気持を解消するようにしましょう。
陰を補うのはとても時間がかかります。
焦らず、諦めず、できるだけ規則正しい心に余裕のある生活を送るようにしてくださいね。
ぜひ、あなたにあった方法で妊娠力を高めていきましょう!
【関連記事】
・妊娠力を高めるポイント【体質ごとに違う対処法・食べ物】~気の不足編~
・妊娠力を上げるポイント【個人で違うやるべきこと】~血の不足編~
【和風水セミナー@大阪・京都】
四柱推命って何?風水って何?
私はどう活用したら良いの?
そんな疑問にお答えする、一般公開セミナー大阪・京都にてやってます♪
講師をつとめるのは伝統風水師である夫ですが、私もおります^^
また、全国どこからでも受けられるWEBセミナーもあります!
★★詳細はこちら★★