【肌荒れを治したい!】食べ物や習慣で肌荒れを治す東洋医学の知識

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【肌荒れを治したい!】食べ物や習慣で肌荒れを治す東洋医学の知識

一時的なニキビや口内炎であれば、健康な人でも時期的にできやすいことがあるので、少し気をつける程度で大丈夫です。
でも、長期的に肌が荒れて治らない、という場合は体からのSOSです。

まずは原因を見つけ、薬などの応急処置ではなく、「根本から」肌荒れを治す方法を見ていきましょう!


肌や唇が荒れる原因

肌が異常にカサカサする、赤くてかゆい、ブツブツができる、唇の皮が酷くめくれる…それは体からのSOSです。
下記に当てはまる原因がないか、確認してみましょう。


①偏食、暴飲暴食、栄養不足

【五行の偏り】

炭水化物ばっかり、肉ばっかり、野菜ばっかり、甘い物ばっかり…そんなふうに偏った食事が長期間続くと、体の中で五行のバランスが崩れてしまいます。本来、人間は5つのエネルギーがバランス良く必要です。

「木火土金水」5つのエネルギー

食べ物や味にはそれぞれ五行のエネルギーが割り振られているので、穀物も野菜も肉、魚貝類もバランス良く食べる必要があるし、酸味、苦味、甘み、辛味、塩味もバランス良く取り入れることが必要なんです。

でも偏食や無理なダイエットなどで、このどこかに五行が偏ってしまうと、体は不調を訴えます。それが、肌に出てきてしまうのが、肌荒れ。

ちなみに、食材ごとの五行はこんな感じです。

【木】野菜(特に緑の葉野菜)、ゴマ、酸味のあるもの(酢の物、レモン、梅干し)

【火】肉類(特に赤身の肉)、苦味のあるもの(ゴーヤ、ピーマンなど)

【土】根菜類、お米、甘みのあるもの(自然の甘みがベスト)

【金】きのこ類、豆腐、など白い食材、辛味のあるもの(ネギ、香辛料)

【水】魚介類、豚肉、黒い食材(黒ごま、黒豆、昆布、海苔など)

まずは、お米も肉も魚も野菜も、バランス良く食べることを心がけましょう。


【気血水の不足・滞り】

暴飲暴食が続いたり、ダイエットや偏食等でしっかりと栄養が取れていない場合、体の中で「気」や「血」、「水」が不足したり、流れが滞ってしまいます。

「気」とは、活動エネルギーの源で、体の機能が正常に働くためにも必要です。
「血」とは、酸素や栄養を体の隅々まで運ぶもの。
「水」とは、リンパや細胞液などのあらゆる水分のことで、血の元でもあります。


人間は体内で「気血水」のバランスがとれてスムーズに循環している状態が理想です。(気血水についてはこちら↓)
気血水とは?体質改善、不調の原因を知るために重要な健康知識

暴飲暴食によって内臓が疲弊して気が滞ったり、栄養不足によって気や血液が必要量つくられないと、気血の巡りが悪くなります。(気と血のめぐりは密接に関係があります)

血液は栄養分などを体のすみずみまで届け、活性化させる役割を担っています。
その血が巡らなくなってしまうと、肌が新しく生まれ変わるターンオーバー(新陳代謝)や細胞を修復する働きなどが鈍ってしまいます。
すると当然、肌荒れや唇の荒れなどに繋がります。
乾燥肌や蕁麻疹も、意外と血の不足が原因だったりします。


こちら↓に体質チェックやタイプ別のおすすめの食べ物や、生活習慣の改善方法などを詳しく書いています。(シミ・くすみに特化して書いていますが、肌荒れ全般に当てはまる要因になっています!)


②睡眠不足

睡眠不足も、肌荒れに大きく影響しています。
人間は毎日の活動で「気」を消耗していきます。
「気を使う」「勇気」「根気」「元気」「気力」などの日本語を見ると、わかりやすいかもしれませんね。

その消耗した「気」を充電するために、睡眠は一番重要と言っても過言ではありません。生きるためのエネルギーを充電するのが睡眠なんです。

気(エネルギー)が不足すると、体の機能が落ちてしまい、代謝力、老廃物を出す力なども低下します。

すると、肌の新しい組織が古い組織を追い出すターンオーバーも遅くなりますし、老廃物が溜まれば吹き出物なども出やすくなります。

それに加えて、エネルギーが不足した状態では免疫力も低下します。
そのため、普段は問題にならないような、ちょっとした刺激(顔にかかる髪や空気中の成分、化粧品など)に過剰に反応するようになってしまいます。


③スキンケアが間違っている、合っていない

化粧を落とさないまま寝てしまう、きちんとクレンジングできていない、化粧品が合っていない、洗顔しすぎている、などの要因でも、もちろん肌荒れは起こります。

まだ試したことがない方は、自分にあった化粧品や、洗顔方法を探していろいろ試してみるのも有効です。

ただ、これまでいろいろ試したけれど、どれもいまいち効果がない…という方は、スキンケアの方法や商品が問題ではないのかもしれません。

私たちの体は、そもそも自分で保湿したり、外の刺激から守る機能が備わっています
それを最大限に引き出してあげるのは、高い化粧品ではなく自分の体の力を高めてあげることです

そのためには、食事や睡眠とともに、シンプルなスキンケアに移行していくこともおすすめです。


肌がボロボロだった私の肌荒れが治った方法

今でこそ、肌がきれいですね、と言っていただけることが多いですが、一時期は本当に肌荒れが酷かったです。
特に、ネットワークビジネスにはまってしまい、人生最大に休まず動き回っていた時代ですね。

一年以上、頬が赤くブツブツで痛痒く、唇も「何か付いてるよ!?」と言われる程、皮がベロベロにめくれ放題の状態。
皮膚科に行っても「花粉症では?」と言われるものの原因は不明で、ステロイドで一旦は収まりましたが、薬を塗らなくなるとまた戻るという状態でした。


当時はネットワークビジネスのこだわりの商品でオーガニックコスメを使用していましたし、洗顔やクレンジングも洗いすぎず残さない、ということは常に気をつけていました。
なので、おそらく化粧品が原因ではないんですよね。(その化粧品を使って肌が好調だった時期もありますし。)


ただ、あの頃を振り返ると本当に酷い生活をしていました。
狂ったようにネットワークビジネスの活動に熱を入れ始めてからは、慢性的な睡眠不足と過労、適当な食事をサプリで補う。そんな生活だったんです。

一例をあげるとこんな感じ。

・夜中のミーティングやセミナーは当たり前、終電がなくなった後は2~300円で始発までいられる飲食店で過ごす(ホテルやネットカフェに行くお金も惜しかったから…)

・終電で家に帰れた日には、夜中にネットでの集客作業や、勧誘するための準備・勉強をして、けっきょく寝落ち

・家でご飯を食べるなんて皆無で、空き時間におにぎりやパンを食べる。ネットワークの商品である高級なサプリ等でビタミン、タンパク質、その他からだに良いものを補給。


…そんな今思うとゾッとするような生活をしていました。

でも当時、運の低迷期真っ只中だった私は、
「今は自分の時間を犠牲にする時期。寝なくても死なない。」そう周りからも言われ続け、その通りだ!と信じて平均睡眠時間2~3時間、365日休みなし、という生活を3年近く送っていました。

その中での、酷い肌荒れ。
そりゃあ、当然ですよね。今思えば。

そういえば、一緒に活動していた人たちも肌がボロボロな人が多かったです。特に、一生懸命稼ごうと必死な人ほど、睡眠を削って、休まずに毎日頑張ろうとしている人ほど、酷かったです。


ネットワークビジネス、その他諸々のビジネスをすべて清算し、普通の会社員に戻って普通に睡眠をとる生活に戻ってからは、そこまで酷い肌荒れはなくなりました。

もちろん生理前など一時的にニキビがポツッとできることはありますが、以前と比べてすぐに治りますし、リップクリームもおしゃれ以外では塗らなくても大丈夫になりました。
特別なスキンケアもしていません。(基本的にホホバオイルのみ!)
でも、肌の調子はとっても良いです♪


まとめ

良い化粧品を探すことは確かに大切です。自分に合う、合わないもありますしね。
でも、本当に体のバランスが整っていてエネルギーが高い状態であれば、そこまで気にしなくても肌が荒れることもないですし、敏感肌、乾燥肌などの悩みも解消されます。

楽しみで選ぶ分には良いですが、あれもダメ、これもダメとスキンケアジプシーになる前に、根本原因を取り除きましょう。

また、サプリメントや栄養ドリンクですぐに治したい!という気持ちもわかりますが、それは一時的なものに過ぎません。

睡眠や食生活が変わっていなければ、サプリを飲まなくなった瞬間に元に戻ってしまいます。(継続的に効果がないものも多いですしね。)それに飲み続けるのは、お金もかかります。

しっかりと自分の体と向き合って根本から解決をすれば、肌だけでなく、生理痛や便秘、代謝の改善など、いろいろな嬉しい効果もありますよ^^

ぜひ根本から肌荒れを治していきましょう!

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