芸能人、有名人の命式を四柱推命で分析し、その生き方を私達が生きるヒントにしたい…そんな思いから、たまに芸能人命式シリーズをブログに書いています。
今日は、野球選手として活躍された、イチローについて書いてみたいと思います。
あの活躍ぶりと命運は、どのような関係があるのでしょうか。
目次
イチロー選手の命式
イチロー選手の性質
【第一印象】
年柱に「癸」が来ています。
癸は、陰の水。
初めて会ったときの印象として柔軟に人に合わせられる温和な印象を与えます。
ただ、自分のことは人に話さないため「何を考えているかわからない」という印象ももたらします。
(確かに、ちょっとミステリアスな感じがしませんか?)
【複数回会った人に与える印象】
月干に「壬」が来ています。
壬は陽の水。
第一印象よりも、海のようにエネルギッシュなイメージを与えます。
また、彼の機嫌や雰囲気次第で、周囲の雰囲気も変わってくるくらいの影響力を持ちます。
【イチローの本質】
日主には「辛」がきます。
辛は陰の金。
装飾品のように繊細な部分があり、クールさも持ち合わせています。
また、いわゆる「イケメン」や「美意識が高い人」が多いです。
神殺からみる性質
吉の神殺としては「貴人」「文昌」「学堂」がついています。
貴人は運が良く、ピンチの際には助けが現れる、というような象意です。
「文昌」は文章から学んだり文章で伝えたりすることが得意な人についています。
また「学堂」は、小さい頃から勉強ができ、学歴が高い人についています。
「文昌」「学堂」の両方がついているイチローは、学校での成績も優秀で、学年では常にトップ10に入っていたそうです(Wikipedia情報)。
イチローの運の流れ
大運(たいうん)と呼ばれる、イチローの十年ごとの運の流れがこちら。
身弱の彼にとって、「土」と「金」のエネルギーが回ってくる時期が運の良い時期となります。
運の良い時期というのは、ただ単に「ラッキー」というのではなく「エネルギー値が高い状態で過ごせる」ということ。
そのため
・正しい判断ができる
・エネルギッシュに過ごせる
・難しいことにも挑戦する活力がわく
・様々な出来事の歯車が合いやすい
・新しいことを始める、挑戦するのに適している
というような時期になります。
イチローの場合、幼少期から現役選手引退間際まで、大運でずっと土・金のエネルギーが回ってきています。
これだけずっと運の良い大運が来ていると、日本でも海外でも大活躍するスターになられたのは、納得です。
引退時期について
そんなイチローが引退を発表したのは2019年。
2013年から、彼にとって良くない大運がはじめて回ってきます。
これまでの努力と築いてきた地位やつくってきた体や技術があったので、大きく落ちることはなかっと思いますが、少しずつ結果を出しきれないことに気がついてきていたのではないでしょうか。
引退会見でも、「現役としての選手生活に終止符を打つタイミングと理由は?」と聞かれたことに対し、「タイミングはキャンプ終盤ですね。(中略)キャンプ終盤でも結果を出せずに、それを覆すことができなかったということです。」と言われています。
憧れのスターを見るときの注意点
イチロー選手の四柱推命、いかがでしたでしょうか。
イチローの場合、生まれてからずっと、大活躍した選手時代のほとんどの時期が、良い大運で埋められていました。
もちろん、毎年の運の流れを見れば悪い時期もあるので、不調な時やスランプなどもあったでしょう。
ですが、自分の力を発揮し、努力を続け、チャレンジし続けていき結果を残す、というのには最高の大運です。
注意したいのは、イチロー選手のような「早咲きタイプ」をみて「私はなんでだめなんだろう」「私は活躍できないんだ」「羨ましい」と落ち込む必要はないということ。
この「大運」は、人によって良い時期と悪い時期のめぐり方がバラバラです。
良い時期と悪い時期が交互に来る人もいれば、若い頃は悪い大運しか回ってこない人もいます。
私は、まさにそのタイプで、生まれてから33歳までずっと大運が悪いです。
だから、同い年で活躍している人、大きく結果を残している人を見ては、落ち込んだり、焦っていたことがありました。
でも、そういう人の場合は「大器晩成型」であることが多いです。
実際私も、34歳からの大運は、基本的にずっと良いエネルギーが回ってきます。
なので、これからが楽しみ^^
大切なことは、自分の性質と運の流れを知って、その使い方やペース配分を知り、人生の計画を立てていくということ。
そうすることで、自分を最大限に生かした幸せな生き方ができます。
ぜひ、四柱推命はそのように活用してくださいね♪