朝ごはんを食べる派、食べない派、分かれますよね。
中でも、ダイエットをしたい人にとって、朝ごはんは食べたほうが良いの?食べないほうが良いの?というのも、様々な情報があり、結局どっちなの?と悩む人も多いのではないでしょうか。
今日は、「今のあなたにとって」食べたほうが良いのか、食べなくて良いのか、ということを書いてみようと思います。
目次
朝ごはんを食べないと太ると言われる理由とウソホント
・トータルで食べすぎてしまう?
朝食を抜いているから大丈夫、という安心感や、空腹時間が長いことで昼ごはんを食べすぎてしまうから、ということ。
きちんとコントロールできる人であれば、問題ありません。
・代謝が低下する?
朝食を食べることで、エネルギーが補充されます。
もちろん栄養学的なカロリーとしてのエネルギーもですが、東洋医学でいう「気」のエネルギーも補充されます。
体内の余分なものを排出したり、食べたものを燃やす「代謝」にもエネルギーが必要です。
朝ご飯を食べることで、このエネルギーを補うことができ、ダイエットに大切な「代謝力」がアップします。
また、朝ごはんを食べると、朝から体温が上がります。
体温が上がると、代謝力も上がるため、朝ごはんを食べないと太る、と言われる理由となります。
・便秘になる?

確かに、朝ごはんを食べないと、胃腸が刺激されず便通が悪くなる場合があります。
便秘は老廃物が体に溜まった状態ですので、太るもとになるやすいのは確か。
ですが一方で、「朝は排泄の時間だから食べないほうが良い」という情報もあります。
便秘になるかどうかは正直、人によります。
普段から食べすぎている人は、食べない時間をつくることで胃が休めることできちんと動き出し、便秘が解消することもあります。
また、何を食べるか、にもよります。
詳しくは、次に書いていきますね。
本当の問題を見極める
実際のところ、朝ごはんを食べないと太りやすくなることもありますし、朝ごはんを食べないほうが良い場合もある、というのが様々な情報があふれて混乱してしまう原因です。
それは、その人の体質やライフスタイルによって、違ってくるから。
問題は、自分にとって何が太る原因となっているのかを、きちんと見極めることなんです。
①胃を休ませることも大切

朝、おなかが全然空かない、という人。
前日の夜ご飯の時間が遅かったり、たくさん食べたり、消化の悪いものを食べていた場合、その消化に胃が必死になって疲れていたり、まだ消化しきれていない可能性が高いです。
そんな状態なのに「朝ごはんを食べないと太る」といって朝ごはんを食べてしまうと、食べたものを消化吸収してくれる胃腸にさらに追い打ちをかけ、ダイエットに逆効果となります。
太らない食べ方の基本は「お腹が空いたら食べる」です。
朝おなかが空かない状態を改善することも大切です。
②体質にあったものを食べてる?
朝ごはんを食べないと太るから、といっても、「何を食べるか」が重要です。
例えば「体に余分な熱や水分、老廃物が溜まっているタイプ」なら野菜や果物中心のあっさりした食事がおすすめ。
太る一因となる老廃物を出しやすくなります。
女性に人気の「スムージー」なども良いと思います(冷やし過ぎは注意)。
ですが、「気や血が不足しているタイプ」は、お米やイモ類、根菜類などを食べるのがおすすめです。
気や血が不足していると代謝が悪くなるため、太りやすくなってしまいます。
これらの食べ物は体を温め、エネルギーを素早く補ってくれるので、結果ダイエットに味方してくれます。
また、このタイプの方は朝から生野菜や果物ばかり食べたり、朝食を食べなかったりすると、エネルギー不足や血の不足から、便秘になることもあります。
ちなみに私はこのタイプで、スムージを飲んでいた時よりも、朝にお米を食べるようになってからのほうが便秘が改善しました。
お粥や雑炊にしたり、味噌汁で根菜類などを食べると体も温まりますし、朝ごはんでもサラッと食べることができます。
自分のタイプの見極めや朝食にオススメの食材など、詳しくはこちらに書いています♪
③菓子パンや甘いシリアルのみだと…
朝ごはんを食べなきゃ、でも食欲がないから、と食べやすい菓子パンやシリアルなどだけで済ませていませんか?
これは、「朝ごはんを食べないと太る」という理由で食べている場合は逆効果です。
先程体質によって食べるものを変えましょう、と書きましたが、特に砂糖たっぷりの甘いものは、どの体質の人にもよくありません。
老廃物をためやすいタイプの人は、余計に溜め込んでしまう原因となります。
一方、エネルギー不足の人には良いのか?と思われるかもしれません。
ですが、甘いものは五行でいうと「土」のエネルギー。
甘い砂糖は、土のエネルギーを過剰にしてしまいます。
このバランスを崩した状態はダイエットにも体にも良くないため、菓子パンやシリアルばかりの朝ごはんは避けたほうが良いです。
また、食欲がないのに「菓子パンやシリアルなら食べられる」というのは、胃が疲れているのを無視している状態。
まずは、無理に朝ごはんを食べなくても大丈夫。
お腹がすいてから食べることを目指しましょう。
そして、朝に食欲が湧く生活に直していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
朝ごはんを食べないと太るのか、食べるほうがカロリーが増えるから太るのか…それは「あなたの今の体の状態」によって違います。
まずは、自分の体質や体の状態を知ることが大切。
風水でも、「養生術」といって、自分の体の管理はとても重要視しています。
世の中には様々な情報があふれていて、「〇〇が良い!」と聞くと、みんな揃ってそちらを向いてしまう今の時代。
真逆の情報があると、混乱してしまいますよね。
体はみんな違います。
ぜひ、情報に惑わされずに、常に「自分の体にあったもの」を選択するようにしてくださいね!
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