我が家に新しい家族ができて、もう一ヶ月半。
新生児期はやっと過ぎましたが、赤ちゃんの世話ってやっぱり大変ですよね。
頻繁な授乳、夜中のミルク、漏れるうんち、なぜか大人のご飯時にぐずりだす…
まだまだ寝不足だし、なかなか思うように時間を使えません。
そんななか、夫の存在って超重要ですよね。
世間では「イクメン」がもてはやされていますが、本当に夫に求めるものって何でしょうか。
本当のイクメンとは?
目次
世間の「イクメン」とは
世間で求められている「イクメン」とは
イクメンとは、日本語で子育てに積極的に関与する男性を指す俗語である。顔立ちの魅力的な男性を指すイケメンが転じたもの。
Wikipedia
イケメンの語にやや遅れて2000年代から急速に普及した。マスメディアの主婦向け情報番組などが、子育てに熱心な男性を現代的な父親像として定位する意図で用いたことから普及した。
男女平等や、女性の社会進出を国が推進する上で、男性も家事を同じだけ負担すべき、男性も子育てに積極的になるべき、と推奨されています。
テレビなどでも「良い旦那」「イクメン」と言われる人は
・育児休暇をとる、早く帰ってきてくれる
・子供の世話をしてくれる
・家事をやってくれる
という人ですよね。確かに、慣れない子供の世話をてつだってくれる、手が回らない時に家事を手伝ってくれるのは、助かります。
でも、本当にそれが「イクメン」なんでしょうか…
本当のイクメンとは…
私が思う本当の「イクメン」は、女性が落ち着いて子育てできる環境を整えてくれる人、だと思うんですよね。
よく「私は授乳や夜泣きで夜中も起きてるのに、その横で夫は寝てることにイライラ…」という声も聞きます。
確かに、共働き家庭で女性が働きに出ている場合、「私だって明日仕事なのに!!」と不公平を感じるかもしれません。
家事の分担もそう。
ですが、女性が働きに出なくて良いくらいの収入と安心があれば、赤ちゃんのサクルに合わせて起きたり寝たり、ある程度はできますよね。
私も、昼間に少しでも寝ることで、夜中の睡眠不足を補うことが出来ています。
また、女性が本当に困っている時、しんどい時、そんな時は手を差し伸べてくれる、そういう関係が一番じゃないかなと思います。
我が家の夫は、家事は一切やりません。
ミルクをやったり、おむつを変えることもありません。
ですが、退院してすぐの一番しんどいときなんかは、お弁当を買ってきてくれたり、オムツや粉ミルクを買いに行ってくれました。
また、私が本当にしんどい時は、夜中に(ミルクがいる!ってなるまで)ずっと子供のグズグズに付き合って起きていてくれました。
(その間にちょっと寝れます^^)
だから、本当のイクメンって、安心して子育てできる環境と収入をもたらしてくれる男性、子供というよりも、お母さんをサポートしてくれる男性だと思うんです。
子供の存在は男女で違う
風水・四柱推命では「六神」という考え方があります。
世の中の物事や事象がすべて下の5つのエネルギーに分類され、それぞれが生み出す、または弱める関係性を持っています。
このサイクルを時計回りに回していくことが、物事をスムーズに進める秘訣となります。
女性にとっての子供は「食神」です。
自分が直接生み出すもの。
なので、昔からお母さんは子供に手間ひまをかけてお世話をしますよね。
一方、男性にとっての子供は「官」です。
そして、妻は「財」。
だから、男性は仕事をして(食神)お金を稼ぐことで女性(財)のエネルギーを生み出し、そうすることで子供(官)を生み出しています。
直接子供に働きかけるというよりは、仕事を頑張ったり、女性のエネルギーを高めてあげることで、子供に影響を与えるのが本来の循環なんです。
だから、育児のために仕事をセーブして早く帰ってきたり育児休暇をとる、ということは、子供のためのイクメンではないんです。
女性にしかできないこと
子供を抱っこする、ミルクをあげる、オムツを変える、保育園や幼稚園の迎えに行く。
そうしたことも、今は男性に同じようにすることを求められています。
本当にしんどい時は、もちろん手伝ってもらうべきだと思います。
一人で抱え込む必要はありません。
ですが、子供に与える影響というのは男性と女性では違う、ということを知っておかないといけません。
基本的に子供は男性よりも女性に安心感を覚えます。
男性は、潜在的に恐怖心やストレスを抱えるとも言われています。
また、ある研究ではお母さんが子供を幼稚園にお迎えに行くのとお父さんやその他の家族が迎えに行くのでは、子供の脳内に分泌されるものが違うそうです。
やはり、子供にとって「お母さん」って特別な存在。
一番触れ合って、一番多くの時間を過ごすのは、お母さんであるべきなんですよね。
そんな母子の時間を安心して過ごすことができる環境を作ってくれる、それがイクメンだと私は思っています。
それには、オムツ替えや家事は、特に必要不可欠とは限らないのではないでしょうか。
最後に
夫婦のカタチは、夫婦の数だけあります。
だから、子供との関わり方もそれぞれだと思います。
子供が好きな男性、あやすのが得意な男性も、もちろんいます。
ですが、基本的な男女の役割や本来のエネルギー循環のあり方を忘れて、育児休暇をとる、何でも分担は半分、というのがイクメンだと考えてしまうと、子供のためにもならないですし、夫婦のエネルギーというのも循環しにくいです。
世間の風潮に流されすぎず、ぜひ意識してみてほしいなと思います。
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