卵巣嚢腫・子宮筋腫は、近年日本でもとても増えてきています。
卵巣嚢腫とは、卵巣に液体などがたまって腫瘍ができている状態。
子宮筋腫は子宮にできる腫瘍のこと。
これらは小さなものも含めると、30歳以上の女性の20~30%にみられ、最近はもっと若い人にも増えています。
私も、29歳のときに約10センチの卵巣腫瘍が見つかりました。
ほとんどの場合、がん(悪性の腫瘍)ではありませんが、妊娠力や生理痛といった女性にとっての重要なポイントに関わってきます。
いったい、原因は何なのでしょうか。
目次
卵巣嚢腫・子宮筋腫の原因
卵巣嚢腫や子宮筋腫になぜなってしまうのか、実は、明確な原因は医学的に明らかになっていません。
ストレスや冷えが原因ではないかと言われていますが、けっこうあいまいです。
でも、予防したり再発を防いだり、出来てしまった筋腫を小さくするには、原因を知って対策をする必要があります。
そんな時に、役立つのが洋医学、四柱推命。
東洋医学や四柱推命からみると、もっときちんとした原因が見えてきます。
生理痛やPMS、妊娠力にも大きく関係してくるので、ぜひ女性のみなさんは卵巣嚢腫や子宮筋腫の原因を知っておきましょう。
それでは原因を見ていきましょう。
①土が強く水が弱い
これは、四柱推命の命式を見たときのエネルギーバランス。
四柱推命では、その人が持っている五行(木火土金水)のエネルギーバランスを見ることができます。
このバランスが人によって違います。
そして、これらの五行はそれぞれが関係性を持っています。
下の図を見てください。
土から水へ、赤い矢印が向かっていますよね。
これは土のエネルギーが、水のエネルギーを弱めているということ。
ここで、「水」とは生殖機能を司っているので、女性でいうと「子宮や卵巣」を表します。
また、水は「細胞」も表すので、土が強く水が攻撃されていると、細胞が弱められる、ということで癌や腫瘍などに発展しやすいんです。
つまり、四柱推命の命式上で、もともと土のエネルギーが強い場合、卵巣嚢腫や子宮筋腫に注意ということですね。
また、「甘いもの」も土の五行に当てはまります。
つまり、甘いお菓子をたくさん食べているという場合、知ら知らずの間に土を強め、水を弱めていることになってしまいます。
ちなみに、命式で土が強い人は甘いものが大好き!という人が多いです。
②気血水の乱れ
人間のからだは、気(全てのエネルギー源)、血(各器官に栄養を運ぶ血液)、水(血液以外の全水分)という3要素から成り立っていると東洋医学では考えています。
気血水が過不足なくバランスがとれている状態、循環が滞っている状態が、正常です。
気が不足している、気が滞っている
血が不足している、血が滞っている
水が不足している、水が滞っている
このどれかの状態になってしまうと、体の様々な部分に不調が出てきます。
この不調は病院の検査では数値として出てこない場合がほとんど。
そして、気血水の不足や滞りが進んでいくと、生理不順や生理痛、卵巣腫瘍や子宮筋腫といったことに繋がっていきます。
卵巣嚢腫や子宮筋腫といったものは、以下の3つが特に原因となりやすいです。
【気や血の流れが滞った状態】
暴飲暴食、 イライラやストレスを溜め込んでいる、 生活リズムの乱れなどが原因です。
気、血をスムーズに循環させるために、のんびりと散歩などをして軽めの運動をすることをオススメします。
熱すぎないお風呂にゆったりつかるのもオススメ。
自分なりのストレス発散方法を見つけたり、不平不満を言っても自分にはどうしようもないことは、気にしないようにすることも大切です。
また、香辛料などは控えめにし、気や血を巡らせてくれる食べ物をとるようにしましょう。
★おすすめの食べ物
果物全般、玉ねぎ、きゃべつ、ちんげんさい、大豆、豆腐、海苔、とうもろこし
【気や血が不足した状態】
運動不足、胃腸が弱く栄養分の吸収ができていない、 過労で気が損なわれている、 ダイエットによる過度の少食などが原因です。
また、四柱推命の命式で「火」のエネルギーが弱い人も、血が不足する人が多いです。
このタイプの人は特に睡眠をたっぷりとるようにしましょう。
大汗をかくような長風呂やサウナ、ホットヨガ、激しい運動などはオススメしません。(汗と一緒に気も奪われてしまいます。)
食べ物は消化に良いものを意識して、脂っこいものや粗い食物繊維の多いもの、暴飲暴食に気をつけて、きちんと栄養を摂るようにしましょう。
気や血を補ってくれる食材がオススメです。
★オススメの食べ物
なつめ、ぶどう、レンコン、大豆、タチウオ、鶏肉、卵、 にんじん、ゆりね、さつまいも、さといも、じゃがいも、やまいも、きゃべつ、しいたけ、もち米、牛肉
【水分代謝が悪くなった状態】
水分の巡りが悪い状態、余分な水分や老廃物を溜め込んでしまっている状態です。
暴飲暴食や食べすぎ、飲みすぎ(水も含めて)、胃腸に消化不良が生じてしまっていることが原因です。
栄養素を補強しよう!とするよりも、まず体の大掃除をしましょう。
消化しやすい食事を心がけて、余分な水分を溜め込みやすい「甘いもの」や牛乳は控えめにしましょう。
生ものや冷たいものも腸の働きを弱めてしまい、余分な水の処理や消化に不利になるので、控えめにしてみてください。
余分な水分を排出してくれる下記の食べ物を適度に摂るようにしましょう。
★オススメの食べ物
冬瓜、すいか、きゅうり、なす、じゃがいも、ゴーヤ、緑豆、豆腐、たけのこ、ハモ、アサリ、ハマグリ、はとむぎ、山芋、オレンジ、グレープフルーツ
自分がどのタイプなのかはこちらの記事をみてもらうと、タイプ別症状が書いています。
③陰陽の乱れ
世の中は陰と陽のバランスで成り立っています。
私達の体も同じ。
このバランスが崩れると、体に不調が出てきます。
特に、土が強い女性、水が弱い女性だったりすると、その不調が卵巣や子宮に腫瘍となって出てきてしまうことは珍しくありません。
最近、私たち人間は陰陽が崩れがち。例えば、
女性と男性
心と体
静と動
プライベートと仕事
(左が陰、右が陽)
女性が男性と同じ土俵でバリバリ仕事をしたり
心に負担がかかりすぎているとか
動いてばかりで休息をとっていないとか
仕事ばかり頑張ってプライベートが蔑ろになっているとか…
こんな陰陽のバランスが崩れた状態が続いていると、体や心に必ずガタがきます。
それが、女性の場合は卵巣腫瘍や子宮筋腫となって現れることも多いです。
④エネルギーの低下
四柱推命の命式で、そもそもエネルギーが低くなりやすい人がいます。 そもそものエネルギー値が低いと健康を損ねやすいです。
同じように土が強い命式、気血水が滞っている状態、陰陽のバランスが崩れている状態だったとしても、エネルギー値が高ければ、そこまで大きな影響は出てきにくいです。
エネルギーが強い人も、運が低迷する時期や年齢を重ねてから発症することはありますが、エネルギー値が低い人はより体への影響は大きく、卵巣腫瘍や子宮筋腫のように、具体的な形となって出てきます。
エネルギーを高めるのに重要なポイントは、「睡眠」と「食事」です。
まずはきちんと睡眠をとりましょう。
睡眠時間を確保するのはもちろんですが、質も重要です。
また、食事は基本的にはバランス良く。できれば四柱推命の命式に合わせて足りないエネルギーを補うように食べることがベストです。
こちらの記事にエネルギーを高める方法を他にもご紹介しています!
まとめ
卵巣腫瘍、子宮筋腫の原因について、いかがでしたでしょうか。
①土が強く水が弱い(五行のバランス)
②気血水の乱れ
③陰陽の乱れ
④エネルギーが低くなっている
この4つが主な原因でしたね。
私も、2017年に卵巣腫瘍が発覚し、2018年に手術をしました。
卵巣腫瘍が発覚したのは健康診断でたまたまだったのですが、まさにこの原因①~④にバッチリ当てはまっていたんです。
四柱推命の命式も土がかなり強く水が攻撃されている。
そしてそれまでの数年間の私の行動は、休みなく、睡眠も削って動き回り、完全に陰陽のバランスを崩し、エネルギーも低くなっている状態でした。
当然食生活や生活リズムもめちゃくちゃで、気血水も総崩れな状態で、生理痛も人生最高にひどい時期でした。
そりゃあ、なりますよね。卵巣腫瘍。
卵巣腫瘍や子宮筋腫は、ある程度の大きさになると、病院では基本的に手術を勧められます。
ですが、卵巣や子宮を全摘しない限り、再発の可能性が高いんです。
それは、なぜ卵巣嚢腫や子宮筋腫になったのかの原因を知らず、同じことを繰り返しているから。
また、手術や薬(腫瘍が小さい場合は薬で小さくすることを病院では勧められます)に頼らず、食事や生活、普段の行動の改善で、腫瘍が小さくなっている人も、実際にいます。
それは、しっかりと原因を見つけ、取り除く、避けるという対策をとっているからです。
私は当時、まだまだ心が疲れていて、手術の選択をしましたが…
今は、根本原因がわかったので、しっかりと日々気をつけています。
生理痛もかなり楽になりましたし、妊娠もできました。
再発もありません。
もし卵巣腫瘍や子宮筋腫になってしまったのならぜひ、「ストレスかな~」という曖昧な感じで終わらせず、根本原因を探ってくださいね。
良ければこちらの記事もどうぞ。
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