生理周期が早まる原因と対策【陰陽五行・体質別の生理不順解消法】

からだのこと

生理周期が早まる原因と対策【陰陽五行・体質別の生理不順解消法】

生理の周期が通常よりも早くきてしまう、前回よりも明らかに早まっている…そんな不安を抱えている方へ。通常より早い間隔で何度も生理が来てしまうと、貧血ぎみにもなりますし、生理のたびに不調がある方は煩わしいですよね。

何より、生理周期が極端に乱れてしまうということは体の中のバランスが崩れているというサインです。そのバランスの乱れが、日々の不調、疲れ、生理痛、不妊、太りやすいといった悩みにつながってしまいます。

ぜひ、しっかりと自分の体と向き合って健康なからだを作っていきましょう。


生理が早まる頻発月経とは?

生理が始まった日を1日目として数え、次の生理が始まるまでの期間が1回の生理周期。正常な生理の周期は一般的に25日~38日とされていますが、20日より短い周期で繰り返される、今までより1週間以上早くくるようになった、という場合は「頻発月経」と呼ばれます。ひどい場合は1ヶ月に2回生理が来るという人も。

生理周期はその時の体調やストレス等によって左右されやすいため、3~5日くらいのずれで他の症状が特にない場合は心配しなくても大丈夫とされています。

たまたま一回だけいつもより早く生理がきた!という場合は、その1ヶ月の自分の生活リズム等を振り返りながら、次の生理の様子をみてみましょう。


生理が早くきてしまう原因は?

生理周期のズレが1週間以内で、生理周期が25〜38日間であれば心配ないでしょう。ですが、生理周期が24日以内の場合は注意。子宮がんやポリープなどの病気が隠れていたり、無排卵のまま生理だけが繰り返されている場合や、排卵しても卵胞期がいつもより短く黄体ホルモンの働きが弱いために頻発月経なっている場合もあります。

まず基礎体温をしっかりと記録してみましょう。それにより、排卵がきちんと行われているのか、どの期間が短くなっているのか等の確認ができます。また、高温期や低温期の長さ、体温の移行の仕方から自分の体の状態がわかってきます。

また、30〜40代の女性で、生理周期が早い傾向にある人が増えているようですが、中には甲状腺の病気の可能性もあります。甲状腺機能低下症の場合、ホルモンが誤作動を起こし体が産後のような状態になり、生理周期が乱れやすくなります。


東洋医学からみた生理が早まる理由

東洋医学でみていくと、大きな病気になる前に体の不調を発見することもできます。

東洋医学でみる、生理が早まる主な原因で一番多いのは血に余分な熱がこもっている「血熱(けつねつ)」です。

その他にも気の不足、肝の機能低下、血の巡りが悪いなどといった原因で生理が早まることがあります。

それでは、原因別に症状や対策、良い食べ物などをみていきましょう。まだ極端な生理の早まりはないけれど当てはまる部分もある、という方はぜひ今のうちからの養生を心がけてくださいね。


①陽盛血熱(ようせいけつねつ)タイプ

体質としては「肝陽亢盛」という体質にあたり、体や血液がいつも熱っぽい状態です。生殖機能とも強いつながりのある肝の熱が高すぎるため、生理が早まるというタイプです。

【症状と特徴】

・経血はねばつき濃い赤色または赤紫色
・胸が張って苦しい
・イライラする
・顔色は赤い
・口が乾き、冷たいものが欲しくなる。よく水分を飲む
・便が固く便秘気味

【原因】

・情緒不安定ですぐイライラしてしまい、血に熱がこもるため
・慢性的な過労や緊張で血圧が高くなり血に熱がこもるため
・お酒や油っこいもの、濃厚な味のものを摂りすぎてしまい血分が熱くなるため
・唐辛子などの香辛料の摂りすぎにより血に熱がこもり血圧が高くなっている
・偏食や不摂生のため

【対策】

・イライラする、怒ると体内の熱が更に高まりダメージを与えてしまうのでリラックスし平常心を心がけましょう

・リラックスのために、ゆったりと散歩をすることも効果的です

・高カロリーなものや栄養価の高いものは熱をより高めることがあるので、野菜中心の食生活、腹八分目の食事を心がけましょう。

・体を冷やす寒性や涼性の野菜をしっかり食べるようにしましょう

・余計にイライラや熱を高めるため香辛料は控えめにしましょう

・このタイプの方は血液がドロドロになりやすく熱をためやすいです。そのため酸っぱい食べ物で血行を良くしましょう。

【おすすめの食べ物】

セロリ、大根、すいか、柿、バナナ、オレンジ、ほうれん草、緑豆もやし、たけのこ、トマト、きゅうり、ゴーヤ、冬瓜、豆腐、昆布、海苔、ひじき、緑茶

【控えたい食べ物】

お酒、甘いお菓子、高タンパクのもの(羊肉、エビ、アワビなど)、香辛料(胡椒、唐辛子、カレー粉など)、ニラ、ネギ、にんにく、生姜、桃、さくらんぼ


②肝鬱血熱(かんうつけつねつ)タイプ

体質としては気滞うっ血と言われるタイプです。ストレスや過労でイライラと怒りっぽくなり、肝の気が滞っています。長期にわたり余分な熱が発生し肝熱を起こしやすく、熱が強くなり血分が熱くなることで生理が早まるタイプです。

【症状と特徴】

・生理の量は多かったり少なかったり。色は赤色で、紫色の塊がある
・生理痛がある
・胸や下腹部が張り痛む
・怒りっぽくイライラする
・口の中が苦い、喉が乾く

【原因】

・繊細で神経が敏感すぎ、考えるすぎることで精神が疲弊してしまっている
・長期的にストレスがかかっている
・辛い味が好きで香辛料を過剰に摂取している
・ストレスをためこみゃすく、怒っても内面に溜め込みクヨクヨすることが多い
・他の病気等が原因で肝の気血をめぐらせる働きが阻害されている

【対策】

・リラックスしてイライラしないように心がけましょう。自分の不足している部分を責める人は他人も許せなくなりがち。他人にも自分にも少し寛容になってみましょう。

・イライラの感情が高まりそうになったら、楽しいことを考えたり実行したりしましょう。五行の生み出すサイクルが働き、イライラした感情が薄れやすいです。

・毎日外を散歩しましょう。自然の中を歩くことでリラックスし、気も巡ります。

・ヨガ、太極拳、気功などのゆっくりした運動をすることで、気血が巡ります。

・暴飲暴食は肝の気の巡りを阻害します。腹八分目を心がけましょう。

・肝の負担を軽くするため、消化の良い食べ物を意識しましょう

【おすすめの食べ物】

大根、黒きくらげ、大豆、ジャスミン茶、レンコン、ごぼう、白菜、ニラ、海苔、果物全般

【控えたい食べ物】

香辛料(唐辛子、カレー粉、シナモンなど)、甘いお菓子、お酢


③血瘀生熱(けつおせいねつ)タイプ

血の巡りが滞っている血瘀。この状態がこじれてしまい、生み出された熱によって生理が早まっているタイプです。

【症状と特徴】

・生理が早まる
・経血の色は紫色で、量は少ないけれど塊がある
・顔色は紫暗い感じ
・生理痛があり、押すと痛みが増す
・胸が苦しい感じがある
・寝汗をかく
・むくみがある
・口が乾くがあまり水を飲みたくない

【原因】

・ストレスを長期間溜め込んでいる、日頃からイライラ・クヨクヨしていることにより肝の巡りが悪くなっている

・長期にわたり寒い場所、湿度の高い場所にいることで気血の循環に障害が発生している

・長期的な病気等で気を消耗し、血を巡らせうパワーが不足している

【対策】

このタイプの方のポイントは、気血を巡らせること、です!

・ヨガや気功などの運動で気血を巡らせて血行を良くしましょう。痛みも軽減します。

・日頃からリラックスを心がけ、イライラしないようにしましょう。またストレスや怒りを溜め込まないようにこまめに発散しましょう

・暴飲暴食せず消化しやすい食事を心がけ、胃腸と肝臓を休めてあげましょう。

・リラックスや気血を巡らせるために、毎日外を散歩しましょう。

【おすすめの食べ物】

黒きくらげ、レンコン、とうもろこし、お麩

【避けたほうが良い食べ物】

お酢、梅干し、柿、栗、香辛料(唐辛子、にんにく、カレー粉など)、冷たいもの


④陰虚血熱(いんきょけつねつ)タイプ

通常、体内での陰と陽のバランスがとれていると余分な熱が生まれません。ですが「陰」の不足によって「陽」が相対的に多くなると体が熱っぽくなります。熱が強くなることで血分も熱を帯びることで生理が早まるタイプです。

【症状と特徴】

・生理が頻繁にくる(月に1~2回)
・経血の量は少なく、色は赤色で粘り気がある
・顔色は頬がピンク色
・夕方に微熱を感じやすい
・空咳が出る
・手のひら、足の裏が熱い
・食欲が旺盛
・口が乾き、水をたくさん飲む

【対策】

・毎晩しっかり睡眠をとりましょう。早めの就寝をして睡眠をしっかりとることで陰の気が補充されます。

・早寝早起きの規則正しい生活を心がけましょう

・香辛料が入った辛い食べ物は控えめにしましょう

【おすすめの食べ物】

山芋、百合根、梨、りんご、ぶどう、干しぶどう、柿、いちご

【避けたほうが良い食べ物】

香辛料(唐辛子、カレー粉、シナモンなど)、利尿作用の強いもの(冬瓜、すいか、きゅうり、なす、コーヒー)、油っこいもの、揚げ物


⑤気不摂血(きふせっけつ)タイプ

「気」には生理が一定の間隔でくるようにコントロールする働きや、血液が血管の中にとどまり流れるのを保つ働きがあります。この気が不足してしまうことで生理が早まっているタイプです。

【症状と特徴】

・生理がくるのが早く、量が多く色は薄くサラサラ
・体がだるく、力が入らない
・動悸がし息苦しい
・食欲がない
・下腹部に痛みがあり、温めると楽になる

【原因】

・体が弱い
・長期的な過労、慢性的な栄養不足
・冷たいものや寒性食材により胃腸が冷え消化吸収力が落ちている
・偏食、不摂生
・睡眠不足

【対策】

・胃腸の機能回復のため、毎朝散歩をしましょう

・仕事中は適度に休憩をとり、気を消耗しすぎないようにしましょう

・早めに就寝し、たっぷり睡眠をとりましょう

・消化しやすい食事をし、栄養を補給しましょう

・冷たいものや夏野菜などの寒性食材は避けましょう

・生理期間は特に気や血を消耗します。生理中や生理後は野菜たっぷりのスープなどの消化もよく栄養のあるものを摂りましょう。

【おすすめの食べ物】

なつめ、クコの実、栗、もち米、いんげん豆、やまいも、レンコン、大豆、豆腐、黒豆

【避けたほうが良い食べ物】

ごぼう、大根、こんにゃく、冷たいもの

いかがでしたでしょうか。生理が早くきすぎてしまう理由は、人それぞれです。これは西洋医学ではなかなか見えてこない部分ですね。

自分にあてはまる部分が多いタイプがあれば、しっかりと対策をしてくださいね。日頃の睡眠や運動、食べ物の質によって、体は必ず変わってきます。深刻な病気に発展しないよう、早めの対応が重要です^^

京都在住、女性メインの四柱推命鑑定士。 伝統風水師の嫁。 風水、陰陽五行の学びや心理学、自分の経験を活かして 悩める女性のサポートを行っています。 詳しいプロフィール・ストーリーは、こちら♪
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