ネットワークビジネスは友達をなくす?【物事の陰陽を正しく知る】

ネットワークビジネス時代

ネットワークビジネスは友達をなくす?【物事の陰陽を正しく知る】

ネットワークビジネスをはじめようか迷っている、またはこのまま続けてよいのか迷っているというあなたへ。

もとネットワーカーで、現在は風水師の嫁として助言をさせてもらうと、しっかりと物事の陰陽を見てください。

陰陽がある、つまり物事には、必ずメリットとデメリットがあるということ。
でも、ネットワークビジネスを誘われる時は、デメリットは隠されがち。

きちんとデメリットも説明してくれるグループもあると思いますが、それでもかなりオブラートに包まれ、リスクは見えなくなっています。

今日は、ネットワークビジネスって「友達をなくす」と言われている件について。しっかりと真実の陰陽を見るようにしてください。


ネットワークビジネスはやっぱり友達をなくす?  

結論からいうと、なくす場合もあります。
一緒に活動していた人を見ていると、なくす場合が多いかもしれません。
これは、人によると思います。

どういうふうに声をかけたのか
どういうふうに勧誘したのか
どれくらいしつこかったのか
もともとの信頼関係はどうなのか…


私の場合は、親友の一人は今でも仲良しです。
でも、もうひとりは連絡しても何となくはぐらかされて、会えないでいる状態。

他の人は…微妙な状態ですね。
勧誘してから1:1で会った人は上記の親友以外いません。

友達の結婚式とかで会ったくらいで、ちゃんとじっくりは話せていないから。
私もその頃はネットワークビジネスをやっていた過去を消したかったから、なんか謝りたくても謝れなくて、表面上で会話をしていました。

今後、会えた人にはきちんと伝えていきたいと思っています。
ビジネスを辞めていることと、あの時はごめんね、と。


ネットワークビジネスで友達をなくす理由

どうして、ネットワークビジネスは友達をなくすと言われているのでしょうか。

基本的にそもそもネットワークビジネスというのは、「自分の知人に良い商品を紹介していく」というもの。

現在は様々な方法をとるグループがあり、「コールド市場(もともとの知り合いではない人)」に重点をおいているところもあります。私のグループもそういうスタンスでした。
ですが、やはりコールドは人脈を広げたり、仲良くなるまでに時間がかかります。

そうすると、最初はやはり友達からのスタートが必須になってくるんですよね。

友達が離れていく理由としては、いくつか考えられます。

①勧誘がしつこい、騙されたと思う
②自分のことをお金として見ていると感じる
③自分自身の交流優先順位が下る

といったところでしょうか。


①勧誘がしつこい、騙されたと感じる

ネットワークビジネスに本気になればなるほど、やっている人は悪気なく「これは良いものなんだ!人に伝えねば」となっていきます。

本人は悪気ないのですが、盲目になっていて相手の気持ちが読めない状態になってしまいます。
だから、上から教えられた「ネットワークビジネスマニュアル」的な方法で友達を呼び出したりするのですが、これがけっこう際どいやり方。

された方は、99%「話が違う」と思うのではないでしょうか。

また、自分の価値観を押し付けようとしてしまうんですよね。

自分では「相手のために伝える」というつもりになっているのですが、実は自分中心になっています。私もそうでした。

相手のために「伝える(勧誘)べきだ」と思い込んでいましたが、その割にはそこまで深い関係じゃない友達にもアポイントをとっていましたし、私の場合は心のどこかでは罪悪感を拭いきれずにいました。


②自分のことをお金として見ていると感じる

ネットワークビジネスは、「ビジネス」ですからお金が発生します。
誘った友達が自分のグループに入ってくれれば、それでネットワークの会社からお金がもらえます。

これを、あまり快く思わない人も、やはりいます。
断る文言の一つとして「友達とはお金のやり取りをしたくないから」と言われることは多いです。

ネットワーカーの言い分としては、私と直接お金をやり取りするわけじゃない、ビジネスとしてお金が発生するのは当たり前、ということなんですが、やはり友達の場合は、なかなかか受け入れられにくい感覚なんです。

また、私もそうだったんですが、必ず知らず知らずの間に「相手をお金としてみている」という自分がいました。
「この人が入ってくれたら、いくら入る…」
「この人はビジネスメンバーにピッタリ!」
みたいに…。

特に、ビジネスがなかなか上手くいかなくて、どんどん経済的に、精神的に追い詰められていくと、そうなってきます。

特に、四柱推命で私のように「財」のエネルギーが強い人はそうなりやすいです。
お金に意識が行き過ぎて、思考が通常とは違う状態になってきます。


ビジネスとしてやる以上、お金を意識するのはある程度仕方のないことかもしれませんが、自分のお財布事情のために友達を必死に勧誘するというのは、やっぱりちょっと違いますよね。

あの頃の私を振り返ると、笑って話していても、空気は怖かったんだと思います。


③自分自身の交流頻度が下がる

ネットワークビジネスにどっぷりハマればはまるほど、「ビジネス」に偏っていきます。
だから、真剣な人ほど昔の友達との交流が薄くなっていきます。

だって、お金にならないから。
一度勧誘をして断られたら、あえてその人に会いに行くよりも、もっとビジネスに繋がりそうな人脈を探しに言ったり、アポイントを取りに行くといった行動に出ていくから。
普段一緒に過ごすのも、同じ価値観を共有しているビジネス仲間。

私も、本当に一番狂ったように行動していたときは、友達の結婚式も断ってしまいました。
今の私にはそんな暇はないんだ…って。
それが正義だと思っていました。

今となっては、本当に悪いことをしたと思っています。

だから、自分から距離をおいていって、友達と疎遠になるという人は多いです。


ネットワークビジネスで仲間が増える?

でもネットワークビジネスをやると、同じ価値観をもった仲間が増えるんじゃないの?という声も聞きます。

確かに、ビジネスメンバーは同じ目的、同じ価値観を共有した仲間となります。

また、人脈をつくりに奔走するので、知り合いは増えます。

でも、そうやって作った知り合いって、互いにビジネスに誘う目的だったり、連絡先を知っているだけ、という人ばかり。
飲み会などで友達を作って一度ごはんに行ったとしても、ビジネスの話を持ち出すと、その先が続く人はそういません。


もちろん一緒に頑張るビジネス仲間は強い絆ができたように思えます。
悩みも分かってくれるし、同じ目的を目指して盛り上がります。
でも、けっきょく上下関係の人はお金で繋がっている部分が大きいし、違う系列(直接的にはお金的な繋がりがない人)は、けっきょく自分のグループに一生懸命。
私がネットワークビジネスをやめて思ったことは、やっぱり昔の友達を大切にし続けておけばよかった、ということでした。

もちろん全ての友達がそうだとは言いませんが、後で後悔してほしくないなと思います。


最後に

何事も、陰陽、つまりメリット・デメリットが必ずあります。
それは、世の中全てのものに共通すること。

ですが、ネットワークビジネスは勧誘時に、匠にデメリットを隠されがち。
当然出てくるであろうネガティブな意見に対して、見事に答えを用意しています。


私は、ネットワークビジネス自体を全否定するわけではありません。

商品も、ちゃんとした会社のものはとても良いし、ビジネスモデルも悪いとは思いません。

でも、ネットワークビジネスにどっぷり浸かってきた私は、ネットワークビジネスで不幸になる人は多いなと思います。(他の国ではわからないですが、少なくとも日本では。)

その理由は、リスクが隠されたまま「誰でも始められるビジネス」として説明され、始めるとどんどん教育されて、ネットワーカーに育てられていくからです。

そのリスクの一つが、「友達をなくす」ということではないでしょうか。

もちろん、ただネットワークビジネスをやっているというだけで連絡がとれなくなるような友達はちょっと違うかもしれません。

ですが、あなたがネットワークに盲信するあまり盲目になって、相手を思いやれない、自分のことしか考えていない言動が、大切な友達を傷つけてしまうかもしれないということは、覚えておいてください。


物事の陰陽の両方をしっかりと知った上で、判断してほしいと思います。


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